同窓会

近頃急に目が見えずらくなっておかしいなと思っていたら、後発白内障に
かかってました。白内障の手術を受けた人の1、2割が発症するということで
治ると聞いてひと安心はしたけれど、この状況の中で昨日は3度目の高齢者
講習。
認知症検査はあるけれど目の検査はないと思って臨んだら、ばっちり目の
検査があって四苦八苦しました。言い訳三昧したけれど全然ダメだった。

認知症は無事通過。見なさいと言われた絵を一生懸命に見て覚えたら、2日
経っても頭の中に絵を描いたように離れなくなった。今でもソラで言える。

福岡のことを少し。
今回の福岡行きはふたつの同窓会に出席するのが目的でした。
ひとつは自分が卒業した高校の同窓会。まともに出るのは卒業してからこの
60年で2度目。自分がいたクラスが何組だったかさえわからない。

311の大震災の際にクラスのみなさんには大変お世話になりました。顔も名前
さえ覚えていないクラスの皆さんから多額のお金の支援を受けて、新聞バッグ
作りを始めることができました。そのお礼を直接言いたい。

もうひとつは、私が福岡に戻った時に始めてくれたテニス仲間の同窓会。
昔々私が高校生の頃、学校には硬式テニス部がなくて、毎日授業が終わると
福岡の東のほうにあるローンテニス倶楽部に電車で通ってました。
同じく学校に硬式テニス部がない男子校生も通っていて、総勢8人。
仏教学校の女子学園生ふたり、キリスト教男子学院生6人。毎日一緒に練習
し、帰りは喫茶店に寄ったりちゃんぽん食べたりして一緒に帰ってました。

人生の役目を果たしたものばかりが集うとこんなにも楽しいのか、と思える
ほど楽しい。そして8人のうち2人は亡くなったけど生き残っている6人が
みな元気なのがとても嬉しい。

20代半ばで福岡を離れてしまった私以外はみな今もテニス現役。
ひとりはウオーキングで2万数千キロも歩き、ひとりはゴールドコースト、
ハワイをフルマラソンで走り、全員頭もまだまだ大丈夫。
次の再会が楽しみです。

福岡の空港はたぶん全国一、市街地にある飛行場ではないかと思います。
飛行機を降りて到着口から外に出たらそのままエスカレーターで地下に降り、
地下鉄に乗れば6分、二駅目が博多駅。市の中心部の天神まではあと10分も
かからず大変便利。いいのだか悪いのだかわからないけど福岡はそういう街です。

若い人が多く外国人も外車も多く、活発に経済が動いている感じが強くする、
東北の静かさとはまったく違う煩雑で賑やかな都会です。

福岡から戻ってみると、東北はやたら暖かく、畑に霜はおりず花は健在で、また
も花切りの日々に戻りました。


浦安から来た息子と一緒にこの秋初めて見る鳴子峡の紅葉。

11月半ばの潟沼の紅葉。

鳴子の森。

目の再手術が終わり、無事視力復活。
なんとか免許証がもらえそうです。
一昨日は78歳の誕生日。いつまで運転ができるのか。


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