盆花初出荷

お盆。

なのですが、昨日、一昨日の暑かったこと!

35度。この東北の宮城県北部でこんなに暑いことはないので、みんな冷房のある
場所を探してうろうろ。うちも冷房はつけないけれど、冷房がないうちが多いのです。

普通だったら夕方には気温が下がるのに下がらず、夜になっても暑いまま。
翌朝の直売所の話題は「暑かったねえ」一色。ほんと暑さ疲れしました。

きのうの夕方、雷ゴロゴロ、どーーっと雨が降り出して、やっと30度超えから
解放され、避難していた車の下から出てきたシロ。

8月11日から13日まで、わが道の駅農産組合花卉部会は、お盆花出荷の正念場。
お盆用の菊やアスターを春に定植して、消毒、整枝、摘蕾と世話をしてきた各花の
生産者は、早朝、夕方に花を切って切って束ねて道の駅に運びます。

お盆に合わせて花がどーんと一斉に開花してくれれば問題はないのだけれど、今夏は
高温で花の開花に抑制がかかって、咲かない。そこがお盆花の生産は博打と
いわれる所以なのですが、、、。。

野田さんもかろうじて1、2輪花が開いた菊を切って初出荷。
残りものだったから色が揃いませんが、健康によく育っているので完売してます。

 

宮城はお盆のお花の大消費地とは、首都圏にいる時から聞いていましたが、とにかく
お盆は性別問わず、年齢問わず、一人のお客様が5束も10束もお供えの花束を
買って行かれます。

お盆前の出荷打ち合わせのための芽そろい会で、県農業普及センターの水戸さんから
お墓用は短く、仏壇用は長くと、切り花の丈の長さまで違いがあるのを聞いてびっくり。

花が咲かない。花が足りない、と大騒ぎしながらも今年のメインイベント、盆花の
集中テント販売は終了。

花の販売担当の社員、そして花を作る生産者、私たちの盆、彼岸用菊の生産拡大
プロジェクトを農業普及センターの方々も目いっぱい動いて頂いて感謝しています。

あまりにも暑いので、自分のお墓まいりはお盆の中日の夕方になってようやく実行。
お花、お茶、お水に梨、水ようかん、飴2個がもう供えられていました。

私も持って行った黄色と白の小菊を花活けに加えて、これは「野田さんが作った
菊だよ」と夫に報告。
夫もきっと喜んでいることでしょう。