土曜日の朝は快晴。
温度もそれなりにあって、絶好のスキー日和。
もう一度行きたい、と孫にせがまれていたスキーに行くことにしました。
スキー場は前回とは違って、我が家から30分ほどの鳴子温泉の奥、上野野スキー場。
小さいけれどちゃんと2本のリフトを備えた、ファミリー向きスキー場です。
道の駅にお餅出荷後、孫と花のおじさんも一緒に上野野へ。
鬼首スキー場に行くと言っていた野田&オサム君も来てくれてました。
ということで本日の孫のスキーは野田&オサム君&おじさんの3人にガードされての
超ぜいたくな第2回目のスキー練習となりました。
野田&オサム君に付き添われながら滑ってきます。
野田さんに続いて少しづつサマになってきました。
リフトに乗れないので、短時間で汗びっしょり。
リフトに乗れないので、滑るより歩いて登っている時間のほうが多く短時間で
お疲れの様子。
午前中で終了。
またお天気がよい日に第3回目の練習に来ます。
午後はロバート・キャンベル先生の講演とキャンベル先生×芥川賞作家、朝吹真理子氏
の対談を聞くために鳴子公民館へ。
公民館は聴衆でいっぱいでした。宮城県の奥の鳴子温泉に仙台や遠くは東京からも
キャンベル先生の講演を聴きに来る方もいるのだとか。
キャンベル先生の講演は昨年の同時期にも行われましたが、先生が何度も仰るように
この講演会の始まりは、大震災後に先生が鳴子温泉に避難中の沿岸部の被災者の方々と
ともに開かれた本を読む会「読もう」。
私はその第1回目からの「読もう」の参加者でした。
アメリカ人であるのにその日本文学への理解の深さにも驚かされましたが、なによりも
決して人の邪魔をされない先生のお気持ちの優しさに感じ入った「読もう」の時間でした。
残念ながら重い感染症にかかられて「読もう」は中断しましたが、すっかり回復されて
お元気な様子のキャンベル先生の講演を拝聴できるのは嬉しいことです。
第2回目の講演会の今回のテーマは「温泉と読書」
対談相手の朝吹真理子さんには未発表の新作の著書のある部分を朝吹さんご自身の朗読で
聴かせていただきました。
普通の話す声とは全く違う朗読の声にびっくり。
囁くような耳をそばだてたくなるような密やかな声。
講演の時間が終って、6年ぶりくらいにキャンベル先生とお話することができました。
振り返ると大震災後のどさくさとはいえ、私は先生に復興のためのスローガンのような
言葉の翻訳をお願いしたりして、本当にお世話になりました。
お話できてほんとうによかった。
先生はこの先も鳴子温泉との縁をつないで、温泉や文学を通じてお力添えくださるとのこと。
またお話を聴かせていただける日が楽しみです。