採った!!

道の駅から帰って、大きな葉の陰にいくつもの実をぶら下げたヒメ胡桃の大木2本の下に立ち、
じーっと葉裏を見上げると、あれ?
あきらかに実が少なくなっている。 さては知らぬ間に落ちたか。

東京の苗屋で買ったヒメ胡桃の木が、どれほど大きくなるかも知らず、適当に斜面に植えて
15年。想像だにしなかったほどの大木になり、たくさんの実をつけるようになって数年立つけれど
まともに実を収穫したことなし。
斜面を転がり落ちて行方不明になるか、リスが持って行ってしまうかで、まともに採ったことが
ない胡桃の実を、今年はリスに負けぬよう取りたい!

急ぎの用事を後回しにして、斜面にへばりつき、枯れ葉をかきわけ、採った!! 採りました。

まだまだ木にくっついているので、この倍くらいは採れそうです。リスに勝てばだけれど・・。

この果肉を腐らせて、中の硬い種を取り出して、二つに割って料理に使う。 楽しみです。

そしてベランダから見上げる今年の栗の花の咲きっぷりの凄いこと!

雨風などの天候の変動で、このまま全部が栗の実になるってことは難しいかもしれないけれど、
それでもこれだめの花が全部実になったら、今年のうちの秋の庭は、栗だらけ、イガだらけになります。

先日行われた近くの千本松の草刈りでは、いくつもの熊の寝床が見つかったとか。
時期になれば町中至るところで見られる山百合の根っこがイノシシに食べられて壊滅状態とか。

栗だの山百合の根だのを食べに、熊やイノシシにうちの庭に来られたら本当に困るんだけれど
ほんとにどうしたもんだか、考えます。

 

先日の奥の細道トレッキングの第2弾で、栗駒山に行って来ました。

先日リーダー役を引き受けてくれた高田さんと、障害者登山のサポートをなさっている加納さん、
と奥の細道を完走したチヨさんは表コースを栗駒頂上まで。
70代半ばの西田さんと私は大事をとって世界谷地で湿原散策。
のつもりが久しぶりに入る世界谷地は木道工事中で木道を歩き始めて、5、6分で行き止り。
全体廻れば相当歩けるのに、残念でした。

湿原はニッコウキスゲとワタスゲとヤマツツジの最盛期。7月になれば一面にイワイチョウの白い
花が咲き、8月に入ると山はもう秋の気配を感じます。

完全に晴れという天気ではないのだけれど、空気は澄み切って栗駒山は頂上までくっきりと
雪がまだらに残る姿を見せています。
いわかがみ平で、西田さんはのんびり。私は熊除けにラジオミュージックを大音響で鳴らしながら
下山中の3人を迎えにちょっと登山。

次に行きたい鳥海山行の練習のつもり。

気持ちの良い1日でした。

7月の終りに鳥海山に連れて行ってもらえることになりました。
この年で山に行けるなんて至福の極み。
鳥海山は途中まで行って、体調不備で下りた山。
頂上までは普通でも5時間かかる山だから、ほんの1、2時間のところまででも行けたら充分。

体調管理をして、歩いて足の力をつけて、何年ぶりかだけれど、水泳にも行こうかと思うくらい
気持ち張り切ってます。気持ちだけだけど・・・。