11月最後の連休

 

金曜日は、ロイズ新聞バッグを回収に石巻、南三陸へ。

道の駅での出荷を終えてから、新聞紙や糊など今日届けるものを車に積み込み、お昼前に黒田さんと一緒に

出発。まず石巻へ。

目指すは渡波の加納さん宅。加納さんは新聞バッグの折り手さんでもあるけれど、 綿を紡いで糸をとり、染め、機

を織って布にして仕立てる、というのが今のお仕事。加納さんのところに行くと、いつも織り上がった繊細で色が美し

いショールや服などを見せてもらえるのが黒田さんも私も楽しみなのです。

古川、薔薇島経由で石巻に入るまでは順調。その後は道路が混む、というのも何時もどおり。

 

1時間半で、慶長使節船サン・ファン・バウティスタ号が繋留されているサンファン館の近く、大震災の被害甚大だっ

た水産高校の近くの加納さん宅に到着。最初の頃少なかった家屋がずいぶん建って住宅地らしくなりました。

通りを走っていて不思議に思うのは、海の方向にはバラバラの松林が見えてその向こうは海のようなんだけれど、

ここは志津川や陸前高田とは違って、津波被災の跡地に家を建ててもよいらしいこと。被災地に於ける住宅建築

にも場所が変わればいろいろ事情も変わるらしいことが読み取れます。

 

 

1時間半で加納さん宅に到着。

いかにも女の人の仕事場らしい加納さんの工房。

糸の紡ぎ方もいろんな方法があり、染め方もいろんな方法があって、布を作るという仕事の奥深さがこの仕事場を

見たり加納さんと話していると感じられてわくわくします。

DSCF1510

加納さんのご主人がずっしり重いパンを焼いてくださってました。

布や糸や織りの話に夢中になって、肝心の自分の用事のほうはすっかり忘れて時間を過ごし、ご主人が手がけら

れた立派な三浦大根とみずみずしい人参を頂いて辞去。

 

3時を過ぎて大慌てで南三陸へ。45号線を走って南三陸へ行くのは大震災後以来。その時は大崩落した山の土砂

が北上川まで雪崩落ちた現場に阻まれて1時間ほども走った道を泣く泣く引き返した苦い思い出がありますが、今

日見てみるとその山はものすごい砕石の山。あの地震では落ちても当然というような現場だけれど、あれだけの

土砂をよく取り除いたものだと感心します。

 

薄暗くなってけい子さんちに到着。暗くなって歌津に入ると似たようなリアス式の海と山が入れ混じるうねうね道で

迷いそうになります。そしてけい子さんちの周囲も新しい家ができて新しい道ができて迷いそうになる。

大急ぎでお茶っこ飲ませてもらって車いっぱい300数十枚のロイズ新聞バッグを積み込んで帰路へ。

今回もお土産にとでっかい鰤を頂戴しました。新聞紙にくるんで胸に抱いてきた鰤。みんなが食べるために

獲られた鰤のために丁重に捌かせてもらいます。あーー、出刃がほしい。

 

さすがに石巻と南三陸の両方に1日で行ったらへとへとで、何する気力もなくお餅仕事だけこなして本日は終了。

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA