「私の中の東日本」

今朝、道の駅で、混雑した中でお客様に声をかけられて「??」
どなただったっけ? 見覚えあるようなないような。 わからん。

「あのー、どなた様でしたっけ?」
「たねの森の紙です」と言われて、ビックリ!!あーー、埼玉の東北応援隊の紙さん。
でも埼玉にいる人がなんでこんなところに。それも朝から。
横にはにこにこした奥様が。3歳のお嬢様と1歳に満たないコータロー君も一緒でした。
3月の新宿高島屋の東北村催事でお会いして以来です。

「よっちゃんちに行きました?」
「行ってないです。きのうは鳴子に泊まっていました」
ということだったので、私のナビでよっちゃんちにご案内することにしました。

よっちゃんは今日はこれから飼いたい犬とのお見合いの日なので家にいるはず。

紙さんは埼玉県で「たねの森」という無農薬、無化学肥料のタネの店を経営されています。
タネは自家採取のできる固定種だけを取り扱われている珍しいタネ屋さんです。
それだけではなく、昨年の東北大震災の後すぐに東北応援隊を立ち上げられて、東北沿岸部の被災した町を
次次に訪れて被災からの回復の応援をし続け、それは今も続けられています。

その何度目かで岩出山に寄ってくださり、梅農場で初めてお会いしました。以後東北応援として
紙さんの地元で行われる青空マーケットなどで私たちの商品を販売してくださったりして、私たちはずいぶんお世話になりました。これからもなります。
それだけではなく、先日、よっちゃんがテレビで神さんを見たと驚いてましたが、東京で原発反対のデモにも参加されています。

東北応援隊だけではなく、自分たちの足元の暮らしを見つめて地域循環型の暮らしを進める日高市民の会
「日高くるくるネット」を発足され、自然エネルギーの勉強会や菜の花プロジェクトなど精力的に活動されています。
まだ小さいお嬢ちゃんもコータロー君もこんなご両親に育てられて、きっと地球や地域を大切にする心優しい
大人になることでしょう。紙さんファミリーにお会いすると「希望」という文字が思い浮かびます。

 

もう一人、新しくお知り合いになった方がいます。
書いとかないと時が経ったら、今日のことは忘れてしまうかもしれないので書いておきます。

大分市にある独楽喫茶風じん雷じんの経営者であるIさんから、ご支援のお金が送られてきました。
「私の中の東日本」のお金だと記されていました。
「私の中の東日本」とはなんでしょう。本だろうか。そういうグループがあるのだろうか。
知りたくて、お礼のメールを差し上げる時に訊きました。
そうしたらお答えいただきました。

「私たちがご苦労されている被災されたかたがたへの思いを忘れないために名づけたテーマです」
昨年は手持ちの絵画、コーヒーなどを販売してその売り上げを寄付したけれども、、今年は売るもの
がないので7月7日のお店のオープン記念日から1週間の売り上げを寄付いたします。とありました。
ご病気のご家族を介護しながらのお仕事だということです。

なんといったらいいのか。こんな方がいらっしゃるんだ、と震える気持ちになりました。
滅多なことではそんなことはできません。

そんな貴重なお金はいただけませんとお返ししたいと思いましたが、
震災直後、海山代表のよっちゃんと梅農場のS副代表と3人で初めて顔を合わせた時、遠くの友人知人から
送られてきたお見舞金を「壊れた壁を治してどうする?それがなんなんだ?お金は回そう。回して活かして
経済回復の元にしなければ」と話し合った時のことを思い出しました。
その時隣町鳴子温泉に避難してきていた沿岸部の方たちは手拭い1本持たなかった、と言っていましたから。

大切なお金は大切に活かして使わせていただきます。
風じん雷じん様、心からありがとうございました。

 

 

 

「私の中の東日本」” への2件のコメント

  1. 毎日の不便さ大変なことと思います。
    今日はご紹介いただきありがとうございます。
    私としては、知人を通じようやく直接的に繋がれたことに喜んでいます。これからも私たちに何ができるのか考えて行きますので、よろしくお願いします。
    皆さんの元気をお祈りいたします。

    1. この震災を機にいろんな方と出会い、ご支援を頂き、刺激を頂き、これまで知らなかったことをたくさん知りました。
      例えばワカメ、メカブの育ち方だとか、気仙沼のうま醤油で食べるのが1番美味しいとか。
      それはそれで楽しい発見ですが、私も残りの年月、何ができるのかなあ、と今も考えています。
      大分やその他の地方で豪雨の災害で被災した方がいらっしゃいますのに、私たちは何にもお手伝いすることができず
      申し訳なく思います。NPOのS代表が「自分たちがちゃんと生きれば御恩返しになる。いつかできるようになったら
      やりましょう」と言ってました。
      これ以上に被害が出ませんようにと願っております。

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