セシウムを考える

大震災の年の昨年は、まあ気にはしていたけれど、直接被害というようにはあまり考えられなかった
セシウム問題。今年は思いっきり振り回されています。

私がお餅と花を出荷している道の駅では、この春4月、セシウムの基準値が100ベクレル以下となって
から、生産者の出荷物、特に山菜、そして野菜などの検査を始めました。きのこや山菜は出荷物全品検査です。

最初の頃はまあ、出るかもしれないけどさほどでもないだろう、と思っていた。原木椎茸はホダギの汚染が
あるので値は非常にといっていいくらい高い。これは昨年からだからもうびっくりしません。

春一番に採るのは雪の中から出てくる蕗の薹。500ベクレルの時は基準値内だったのですが、100ベクレル以下
になってから出荷は規制されました。その次に春の山菜として楽しみなのがコゴミ。これもダメ。というように
この山菜は東北全体出荷停止となっているのが数種類あります。
そして今はタケノコ、タラの芽、ワラビ、ミズなどなど。

この町にはタケノコが出るうちがたくさんあります。山が多いところだから。うちにもあります。タケノコを出す出荷者
は出す前に全員検査を受けなければなりません。受けてみてわかったことは、このセシウムのわけのわからなさ。
同じ地域内なのに400ベクレルを越していたり50ベクレル以下だったり。作物によってとか地域によってとかの
法則みたいなものが全くよめない。なんでこんなことになるのー、というくらい、同地域、同作物であっても
数値がバラバラ。低い所でバラバラではなくて高かったり低かったりでバラバラ。

これじゃあ全然安心できないです。
お客様に販売するだけではなくて、個人で他所に送るとかあげるとか、したくても自分のところのがどうなっている
のか解からないので、あげるわけにもいかないのです。私は測っていないのでわらびもタケノコも自家消費せず、
人にもあげず、検査したところから貰って食べています。

で、考えたのですが、検査するところがほしい。
自分のところの野菜でも木の実でも気軽に(というのもヘンですが)採ったらすぐに検査できる、という場を作って
もらうのが一番いいんじゃないかと思います。子供の食が最も大切な学校なんかに1台づつ置く。自分で検査して
自分で解かるのが高いにしても低いにしても納得できると思う。補償とかそういう問題は別として。

毎日道の駅のバックヤードで検査結果表を見て、あまりの訳のわからなさに、そういうことができないのかなあ、と
考えたのでした。東京電力を始として、国、県、市。なんとかしてほしいです。検査する場が少なすぎます。

本日夫の手術は無事終わりました。感謝します。またお餅つきの仕事に戻れそうです。
きのうから私はお餅をついては失敗ばかりしてます。まいりました!疲れたー。

 

 

セシウムを考える” への1件のコメント

  1. まずは無事ご主人の手術が終わられたとのこと、一安心ですね。大切な稼ぎ手ですから早く復帰していただきたいものです。病人扱いしないのが回復につながることに・・・を祈っております。

    セシウムという奴は地形と作物の種類で値が左右されるのかと思っていましたが、そうでもないんですか。

    高額で日数のかかる検査は計りたくても計れないケースがいっぱいあります。迅速で格安な検査が今切望されますね。

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