情熱

日曜日、朝一で道の駅にお餅出荷。
駐車場の新装なって車が停めやすくなり、朝10時で直売所内は通り抜けもままならない
ほどの大混雑。ありがたいことです。

道の駅から戻って、当番日である真山直売所へ。
そこへ早朝から弁当100個受注のよっちゃん農場にhelpに行っていた上條さんと、納品が
終ったよっちゃん夫婦も現われて、上條さんが持ってきてくれたよっちゃん農場特製
シューマイ弁当を食べながら、しばしプチミーティング。

よっちゃんが今年出し始めたシューマイを初めて食べる機会に恵まれて嬉しい!
自分の竹山に出る筍を徹底的に利用して、煮たり焼いたりと素材を商品を変えようとする
よっちゃんの努力を、私は前から素晴らしいと思っています。
で、初めての筍シューマイの味は?というと、うーーむ。美味しいけれど、もうひと味なにか
あってもいい気がするんだけれども。 じゃあ、何かというとわからない。
熱々の時の味と冷たくなってからの味の違い?
そこを突き詰めていくのが、商品開発の苦しみでもあり醍醐味でもあるのでしょう。
でも次見つけたら、やっぱり買います、私は。 だから美味しいのです。

お腹を満たしたところで、午後は、かねてから注文を受けているラベンダー入り新聞バッグの
形の確定に東松島の赤坂農園へ。

イーストファームみやぎの赤坂社長が東日本大震災以後にボランティアさんたちの力を借り
ながら、植え広げられてきたコットンプロジェクトの綿畑。 その隣にラベンダー畑がある、と
聞いたけれども、私はまだ見ていません。

初めて来た時には、山を切り崩してばかりで、耕した畑に参加者一同、畑に張られた紐に沿って
3粒づつの綿の種を蒔いたのでしたが、3年ぶりに来てみたら、綿の畑がものすごく広大になっている。

それだけでもびっくりなのに、隣接するラベンダー園もまた広大。
コットンプロジェクトの後から始めたのだから、まだ年数も4年くらいと思うけれど、よくこれだけ植え
つけたものだと、感心しました。
その広い広い広ーーいラベンダーの畑の中にポツンと独り鍬をふるっている人が見えます。

ラベンダーを育て、ラベンダーを製品化して日本のあちこちで販売しようと努力を重ねている
ラベンダーcom. の副社長オオコダさんが独りで草取りに奮戦しているのでした。
オオコダさんは元先生。農家の人ではないので、普通の服にネックレスまでして、一心不乱に
草取りをしている姿をみると、その情熱に頭がさがります。
それにしても、このラベンダー畑に独りではあまりに人が少なすぎる。
でもオオコダさんは全く意に介さず、連日用事がない限りは畑に来て草取りに励んでいます。

ラベンダーの畑の隣にはハーブ園ができてました。
ここのハーブはりっぱです。カモミールは真っ盛り。何種類ものカモミール。何種類ものタイム。
アーティチョークが立派な花を咲かせているのは珍しい。健康そうないろんなハーブがあります。

場所的にはちょっとではなく、相当分かりつらいところにあるけれど、案内してもらえれば、
綿花もラベンダーもハーブも楽しめる農園。
赤坂社長とオオコダさんのたゆまぬ努力で、たいした農園に育ってました。 文句なしの脱帽!
来週からラベンダー園はお客様に開放されます。綿はまだ植えたばかりの赤ちゃん苗なので
楽しむというようにはなっていないけれど、ハーブ園はすばらしい!

昨年のラベンダー祭りには5000名のお客様がみえた、ということでしたが、今年はもっと増えるかも。
新聞バッグの大きさを決め、ラベンダーとハーブを楽しんで帰ってきました。

6時からは再び道の駅に戻り、花卉部会の掃除。
それから帰って明日のお餅つき、ということで大忙しの日曜日が終わりました。

明日明後日と「富良野な日」の準備をし、明々後日からは福岡研修。
しかし、寒くてここに越して初めて、6月にストーブをつけました。
どうしちゃったんだろう。この寒さ!