東北への旅

昨日までの春のような暖かさから一転。

寒い! 今日は午後から大雪注意報か?警報か?

今朝は幼稚園まで孫を送って行ってきたけど、地吹雪で辺り真っ白で見えない。

右は小学校で、構内の通路を通行中の子供たちと目が会うと「こんにちわ」と挨拶してくれます。

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道の駅に行く時にはうちから道路に出る下り道で滑って車が180回転しました。こわーーーい!!

でも午後からもっと怖くなるかもしれないので、道の駅から温泉へ。

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今日、明日の冬篭りのために、買い物済ませて帰る47号線は地吹雪で何度も行き止り、ついに断念。                                                                       地吹雪のない山越えをして帰宅。また山道を選んで幼稚園にお迎えに。

今日は緊張るハードドライビングの1日でした。

 

今日の話題は東北新聞バッグ体験旅行。

震災後に知り合って、昨年から旅行会社に勤務されているHJ氏が、海山の新聞バッグ体験が組み込まれ

た東北旅行を企画されました。旅行のスケジュールを見せてもらうと、けっこう面白そう。

第1日目は南三陸の震災語り部さんなどのお話を聞いたり、さんさん復興商店街などを見た後で、仮設住

宅集会所での新聞バッグ作り体験。その夜は廃校を利用した学校の宿に泊まり、翌日はみやぎの明治村

と言われる、大河北上川西側にある伊達藩の城下町登米町を見物します。登米町には江戸、明治の時代

の建造物が多く残されており、大正時代の学校とか警察署とかがそのまま大切に保存されている風情ある

町です。

 

新聞バッグ体験を担当する海山ネットとしては、お客様へのお声がけに少し協力させて頂きました。

案内状を添える、とか友達に電話をしてみるとか。

だったのですが、今日HJさんとお話してみたら、やっぱり東北への旅行そのものが、牡蠣とかさんまとかホ

タテとか食べ物イベント以外ではお客様にアピールしづらい、そんな状況がはっきりしてきました。

 

被災地に旅行、というのもまあ、「楽しそうッ!!」という感じではないけれど、でもこういう小さい旅行は

きっと暖かい人とのふれあいが生まれる旅になるだろう、と私は思うんですが・・・・。

 

行ってみようかなあ、と思われる方はどうぞご一報ください。

 

明日古川はマイナス10度だと天気予報で言ってます。たぶんこの冬一番の寒さだと。

事故のないように祈って。私もまた回転しないように注意しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議は続く

今日も会議でした。

次から次へ会議が続くので、今日終わった会議から逆に思い出していかないと、何話したんだか

忘れそう。

土曜日。四万十チーム来訪。

震災後、「仕事を作り出そう」という海山の活動のために、わざわざ遠い高知から新聞バッグを作り方を

教えに来て頂いたのが最初です。それから梅原、畦地氏を頭に置くチーム構成でもう何度宮城まで来て

頂いたことか。東北に於いての「仕事つくり」の応援なのですからほんとに有難いことです。

おかげでたくさんのお仕事を作り出して頂くという経過があり、その流れの中で来年の春にはニューヨーク

東北新聞バッグコンクールを開催することになりました。

 

先月高知でしまんとインストラクターさんたちを交えてのニューヨークに向けての企画会議があり、その結果

を踏まえて、こちら東北の折り手さんやインストラクターさんたちの理解や協力をお願いするために、これま

で古川で開いていた会議を、私たちの地元であるこの集落の活性化センターで行うことにしました。

 

折り手さんといえど、さすがこの集落のお母さんたち。

テーブルにはお母さんたち手作りのりんごの甘煮やしそ巻き、手作りたくわんのお皿やコーヒーなどが並ぶ

ローカル色の強い雰囲気の中で会議開始。

「なんでニューヨーク?」

普通に考えれば突飛な思いつきだと思われるに違いないニューヨークでの東北新聞バッグコンクール。

そこに至る経緯を順を追って説明した結果、「しまんとさんにそんだけ世話になったんだから、いつまでも

おんぶにだっこじゃいかん。自分たちでがんばらねば」という励ましの言葉を頂けました。

 

ほんとによかった。これでみんなで目的を共有しながら一歩一歩企画を進めていけます。

 

そして夜は恒例の懇親会。これも古川の町はやめて、川渡温泉で。あえて宿泊する温泉旅館の前の

食べ物家さんで飲んで食べて歌ってしゃべって無礼講という楽しい会になりました。

私は早めに帰って明日のお餅つき。

 

日曜日

昨日も大車輪でお餅の仕事をこなしたけど、今日も4時半起きで仕事を終え、古川の会議室へ。

四万十チームがこプロジェクトで宮城に出向いてくれるのもこれで最後。今回仕事を一緒にする気仙沼の

小野寺氏も会議に来てくれました。

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バイタリティ溢れる畦地社長、出てきた意見は全て見事に紙の上に整理整頓してしまうファシリテーターの

智子姉さん、そしていつも冷静で心温かい意見を静かに述べられるファンドレイジングを担当してくださる

洋行さん。

みなさんのおかげで1枚の紙の上にニューヨークまでの重要事項が描き出されました。

しまんとチームのみなさん、遠いところをありがとうございました。

 

そして月曜日の今日は。

道の駅出荷組合の会議です。

これまでの1年が終わって次年度へ。

道の駅始まって10年を過ぎ、出荷する組合員も高齢化が進んできました。10年経ったら、ほんと、みんな

トシとったなあ、と感慨深い。10年前にやれてた作業がやれなくなっています。

原発事故の放射能後遺症もまだまだ続行中。問題山積です。

 

明日は会議がないのでちょっと休憩。

気が付けばやっぱり春は近づいていて、周りの田んぼは白鳥やがんがいっぱい。こうこうと鳴き交わしなが

ら西へ東へと空を行きかう白鳥に見とれて車をぶっつけそう。さっきから雨がざあざあ降ってます。

東北で2月の初めに雨なんて、嘘でしょう!と言いたいような天気です。

 

 

 

 

 

 

 

光が・・・・・。

悶々もんもんもんもん・・・・。

から少し脱出して光が・・・。というより悶々ばかりもしてられない。

水曜日。

バレンタインデーも間近。
だいぶ前から今年のバレンタインには、「想いを手紙で伝えよう」という新しいデザインの新聞バッグを
販売する企画を立てていました。

もう待ったなしの状況になってきたので、新聞バッグを作るみなさんに集まってもらって、新しいデザインの
作り方の講習会。ハート型の新デザインをみてみんなのテンションが上がりました。

「かわいいーーッ」
「このハート型はそのままポストに入れられます。切手は140円だよ。あなたのこと好きでした、なんて
ハートの新聞バッグでもらったらきっと嬉しいよねッ」なんて
妄想を繰り広げながら、わいわいがやがや、閉館ぎりぎりの5時まで。
みんな楽しそうだった。みんなでおしゃべりしながら手で物を作るのはやっぱり楽しい時間なんです。

 

木曜日

海山の雑用部長よっちゃんがやっと重度の風邪から立ち直ってきたので、私たちの町から車で40分
ほどの距離にある町で、よっちゃん、みっちゃん、これから作ろうとしている海山NPOで重要な役割をお願い
することになるYYさんと夜ミーティング。

待ち合わせたお店は真っ暗がりの中に(たぶん昼間見れば住宅街だと思う)ポツンと灯りが灯る
マクロビオティック料理のお店で、こんなところにこんなお店が、とびっくり。面白かった。
トマトチャーハン、リゾット風に玄米コーヒー、たんぽぽコーヒーに玄米ケーキ。すべて自然食品でこんな
料理の分野があることすら知らなかった私はさっぱりした玄米コーヒーを2杯もいただきました。

しかし話は白熱して、実に有益なお話をたっぷり聞かせて頂き勇気が出ました。
強くて賢くて勇気がある女性とお話するのは実に楽しい時間です。

話し込んで大急ぎで帰って夜10時からお餅つき。オトーサンいないんだから仕方ないけど、疲れた。

 

金曜日。

ひどい天気。朝早くから真っ白。
お餅の出荷で道の駅へ急ぐ国道45号線は雪煙が舞い上がる地吹雪状態。

戻って午後からは調子が悪いパソコンを見てもらうことになっているので終日家であれやったりこれ    やったり。

吹きっさらしの家の裏でエコ給湯設置の作業をやっているS電気さんが風邪引くんではないかと
娘がさかんに気を揉んでます。

久しぶりの真っ白の雪景色。
でも春の雪はすぐ溶けます。
明日はまた四万十からチームのみなさんがやってきてくれるので、ミーティングです。
悶々から脱出した実のあるミーティングにします。