真室川へ

ノアさんが来てから、健康年齢維持のためのスクワットだの腹式呼吸だのを教えてもらって
やり始めたものだから、足が痛い、ふくらはぎが痛い、腹筋が痛い、背中も痛い!
あれもこれも、月末鳥海山に登るため、動ける年寄りでいるためと思ってがんばります!

山形への途中にある堺田分水嶺でスクワット!

 

今日は山形県真室川町で開催されているモノヅクリビトの祭典へ、ノアさんも加わった海山女子部
で向かいます。私が入ると平均年齢が一期に増して60歳越しになり、申し訳ない。

よっちゃん農場の高橋君が行って、大満足だったらしい真室川の手仕事の祭典。
どんなものだろうと好奇心に駆られて見に行くことにしました。

公民館を利用した会場は、1階2階の各部屋から廊下、和室まで利用して、趣味の域ではない
伝承された手仕事の数々が展示、実演されてました。
真室川の人ではない仙台からの出展者も何人か。

これがそのひとつ。
ドイツの藁で作る飾りもの、ストロースター。
これはほんとにびっくりしたのだけれど、このストロースター、ドイツの新聞紙を東京大学から送って
くださる桜井さんから、「以前住んでいたドイツで近所の奥さんが集まって作っていたクリスマスの
飾りものなのですよ」と冬になるとプレゼントされる繊細な藁の飾り物とおなじもの。

こんなところで見るなんて!
あまりにも繊細なのでクリスマスツリーに飾るのがもったいないような気がしていたのだけれど、
ここで見るストロースターはただ繊細じゃなくて素朴で力強い。

聞けばこのストロー飾りを作っておられるのは女性お二人。
仙台の方で、大震災後、なんとかという名前の麦を津波被害を受けた田で栽培し、このストロー細工を
作り始めてワークショップなどをしている、というお話をうかがい、大震災後の手作り仕事として
始まった新聞バッグとの共通点を感じて親近感を持ちました。

次は笹巻き。
これはどんなふうになっているのか、と前から疑問だった「笹まき」に挑戦。
しかしこの笹の葉の色、巾、の見事なこと。
「なんの種類の笹ですか」とうかがったら「普通のササ」ということで。

笹の葉で巻いたお菓子を作ってみたい私には、願ってもない挑戦のチャンス。
が、見るは易し、やってみたら全然易しくない。
2枚合わせた笹をくるりと舞いて、もち米を入れるまではできても、口で咥えた細い乾燥した草で三角の
端っこを巻いて結んでまた巻いて結んで、と言われても全然できない。
笹に巻いた餅米は蒸すのではなくて煮るのだそうです。

その他にも草や稲や麦や山葡萄のつるやあけび蔓など山野にあるものを利用して、籠に編んだり、
器や飾りものに編んだり、いかにも山形らしい手工芸がほんとうに素晴らしい。

来てよかった。いいものを見せていただきました。

今山形はさくらんぼの真っ盛り。
どの直売所に行っても店頭にぴかぴかのさくらんぼが並んでいます。
が、さくらんぼは、岩出山の私の集落の常子さんの苦節10年さくらんぼ(販売するまでに10年かかった)
を毎日もらっって食べているので、山形では目の保養。

 

山形に来たら是非一度は行ってみたい巨木ばかりがあるという「幻想の森」に行ってみたかったのだ
けれど、舗装なしの林道を20分以上走ると聞いて断念。
またいつか必ず訪れて、巨木の森に入ってみたいと思います。

山形へ行った帰りには必ず寄りたくなる堺田分水嶺で休憩。
よくよく説明を読んだら、奥羽山脈の中央であるここ堺田で、用水路のような小さい流れが突き当たりで
ふたつに分かれて、右へ行けば太平洋、左に流れれば日本海というのは、地理とか科学的には不思議
じゃないのだろうけれど、ちょろちょろ流れる水を見ているとやっぱり不思議。
太平洋まで103キロで日本海までほぼ113キロくらいで、10キロしか違わない、ということは
やっぱりここは日本列島の横幅の真ん中なんだ!

と妙に納得して帰路へ。

明日からノアさんは新聞バッグ作りの特訓。
私は来週始めに予定している高知大学の授業&ワークショップの準備。
そして上條さんは梅農場での梅採り開始。
いよいよ遅れていた梅収穫のハイシーズンに入ります!

 

 

 

 

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