富良野な日おぼえ書き。

待ちかねたような、怖いのでその日が来なくていいような気持ちで迎えた6月10日。

ついに富良野から、富良野GROUPを代表するの4人方々が仙台空港に到着しました。
自前で作ったチラシでの紹介文は「北の国から。倉本聡哲学を実践する4人がやってくる」
としました。

ちょっと写りが悪いのですが・・。

富良野演劇工場の工場長の太田さんは、演劇を中心とした町つくりや人と人との心を繋ぐ
コミュニケーションプログラムなどで大活躍なさっています。
そして、数々の舞台やドラマに出演されている看板俳優の久保さん。
倉本先生の傍らで、倉本作品の物販などのプロデュースなどをなさっている谷山さん。
以上は倉本聡氏の私塾、富良野塾卒OB。
そして、その3人の方々をサポートする横浜生まれのスタッフ岩本穂ちゃん。

よっちゃん農場、高橋君の考えで、昼食は名取のゆりあげ港でということで、5年ぶりのゆりあげ港
に行ったのですが、休日でもなく朝でもないので、仮設仕立ての店は閉り、静かで寂しい光景
でした。朝市で賑わいを取り戻しているとは聞いたのですが、全体見渡せば、大震災後とさほど
変わったようには見えず、5年や6年の歳月ではどうにかなるものではない、と実感。大震災後に
建てられた慰霊碑に車の中から黙祷。

鳴子に到着し、まずは鳴子温泉の名湯、滝の湯に入ってもらってその後、鳴子の隠れ宿、
登良屋さんで大歓迎会を開催。

この登良屋さん、お蕎麦屋さんだと思っていたけど、今回お客さんが泊れる温泉旅館だと
初めて知りました。観光客が知らない、土地の人だけが知っているお湯や宿が、鳴子温泉
にはまだまだあるのかもしれません。

登良屋さんの大広間に通されてびっくり。
見たこともないほどのこけしが集まってました。もともとこの登良屋さんもこけし工人さんのお宅だと
いうことで、その家系図が凄い!
鳴子のこけしの歴史の古さ、奥深さに驚かされます。

登良屋さんに用意して頂いた山ほどのご馳走を頂きながら、鳴子のこれからを担う若者たちや
現在活躍されている方々にもご参加願って、富良野×鳴子、岩出山の交流会開催。
会話も弾んで、お酒も弾んで10時に終了。
早朝富良野を出られた4人はお疲れだったと思います。

そもそもなぜこの「富良野な日」を開催することになったのか、といういきさつについて説明すると、
倉本先生に新聞バッグに興味を持って頂いたご縁で、海山メンバーは富良野へ行く機会が
多くなり、富良野滞在時には大変お世話になりました。
そのご縁の続きで昨年春には岩出山のスコーレハウスで舞台「屋根」の公演をして頂く機会を
得て、スタッフ、俳優さんたちとも近しくなり、舞台上演以外でも活躍されている演劇を中心とする
社会的なお仕事について一度お話を聴く機会を得たいと思ったのでした。

そのお話や実践プログラムは翌日の「富良野な日」で体験できることになっています。

宴の後、男性3人は登良屋さんに残り、海山女子部&穂ちゃんは、初めて泊る西多賀温泉に移動。
まさか10時も過ぎてチェックインするとは思われなかったらしい西多賀の湯の女将さんの優しい
お心遣いで、本来10時までらしい名湯の評判が高いお湯にゆっくりと浸からせて頂きました。
そして西多賀の湯では初めての湯治部屋を体験。
あっという間の1日。明ければいよいよ「富良野な日」。
乞う、ご期待!

 

 

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