ゴールデンお花見弁当(新岩出山流おもてなし)

仙台リヴィング企画岩出山ツアー催行当日の今日は、朝から大荒れ。

雨はふるわ、みぞれは降るわ、の間にパーッと晴れて、「あら、うれしや」と思うまもなく雪。

晴れ間も見える午後は強風が吹きまくるという心休まらない1日でした。

 

農家のお母さん集団ゴールデン食堂メンバーは、朝集結してそれぞれの得意材料、得意技を駆使

してツァー客30人分の弁当作り開始。菓子屋の私は昨日近所のよっちゃんに摘んでもらった蓬で

今年初の蓬餅を作ります。

 

由美さんは昨日南三陸でわけてもらってきたワカメの炒め煮。畑や山のプロフェッショナル、クリちゃん

は余人には真似できない蕗の薹の茎の煮物、よっちゃん農場ミッチャン得意の凍みっぱなしカツなどなど

他ではみられない海山直採り材料で作る惣菜のあれこれ。

それを見事によっちゃん農場ヨッチャン手製のイラストで仕上げた弁当包みがこれ。

作ったお母さんの特徴、材料、惣菜の名前まで書かれて、秀逸。ドンドン上手になります。

お客様の中には丁寧に折って、持ち帰られる方もいました。

そして手作り箸袋には梅の花をあしらった心遣い。

超豪華なお弁当!! でも写真がうまく撮れなかった。

若手新メンバー、小泉味噌屋5代目コイズミ君の味噌玉利用の味噌汁をつけて初披露のゴールデン

食堂のお花見弁当を食べて頂いたお客様の感想は?

好評でした。材料、作り方、さまざまな質問続出。 喜んで頂けたようで万々歳です。

 

食事後は、由美さんと私、頼りないガイドで岩出山散策へ

新装なった有備館からゆっくりじっくり観て頂いて、町をめぐる用水の中の緋鯉、真鯉の尋常ではない

大きさに驚きつつ森民酒蔵、次いで竹工芸館。

岩出山は江戸時代から伝わる篠竹を加工して作る竹細工の産地です。

来たことはあるけれど、初めて奥まで入った竹工芸館。こんなに作業所が広く、こんなに竹細工を作る人が

いるとは知らなんだ。

 

世界灌漑遺産に登録されている内川に沿う散策路もご案内したいところのひとつ。

初夏の緑、秋の紅葉、水音を響かせる内川の流れ。何時の時も心休まる有備館裏の散歩道です。

 

たくさんの名所旧跡があるわけではない小さな元城下町、岩出山で見て触れて知って頂きたいのは

町を構成する昔ながらのお店の商品や作る人のこと。

今日は味噌玉を作った小泉味噌屋に立ち寄り、今の味噌事情や麹のことなどたっぷりお話を聴きました。

 

有備館公園、岩出山藩士当別開拓の碑へ。

 

雨のために、午前中の予定が午後になってしまった、本命佐藤梅農場へ。

8000本の紅梅、白梅、梅満開!

暴風に振り回されながらも、花びらはしっかり木にしがみついて散りませ。

宗一社長自慢の梅のトンネル。連翹も満開!

 

 

 

 

 

 

 

 

あまり役に立たないガイドでしたが、午後4時今日の日程を終了しました。

客様もしんどかったと思うけれど、強風と寒さに翻弄されて疲れる1日でした。

が、旅行社企画のツアーのお客様をこんな形でおもてなしできるのは初めてで、楽しい経験でした。

是非また来て頂いたら、季節に合ったお弁当を張り切って作ります。

仙台リビングさん、そしてお客様に感謝!

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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