男子ピアノコンサート

本日は珍しく終日雨。

こんな日は日頃の疲れが出るのか、くらげのようにぐにぐにゃになって、怠惰な1日を過ごして

しまいます。

昨日は1年に一度開催される岩手県一関の一関男子ピアノコンクールに行ってきました。

我が家では4月に小学校3年生になる孫が出場しますが、4歳から始めたピアノでコンクールに

出場するのは4度目。今年は「ライオンキング」から、エルトン・ジョン作曲の「愛を感じて」という

少し難しい曲を弾くことになってます。

このコンクールは、出演者も運営者も幼児から成人まで全員が男性というのが特徴で、

ステージ、楽屋は女性立ち入り禁止。小さい子のお世話も大きいお兄さんたちがやってくれます。

 

男子だけのピアノコンサート開催のきっかけ、というのは、2000年に一関バッハフェスティバルに

賛助出演した一関出身の東京6大学ピアノ連盟の男子学生たちが、東京6大学ピアノ連盟の

活動に刺激を受け、一関男子ピアノクラブを発足させた、とのこと。以来毎年開催され、今年は

第17回目。

次々に卒業していくので、毎年実行委員長も委員も変わるのは当然のことですが、今年は昨年よりも

実行委員が若返って、委員長、副委員長が高校1年生、委員には中学生までいるのには、本当に

驚かされました。

伝統あるこんな大きな催しを、実際にはこのコンクールの出演者でもある高校生、中学生が代々の

実行委員から引き継いで運営されていくというのは驚異です。

 

毎回オープニングで実行委員によって演奏されるのは、ビートルズの「Let It Be」。

小学校1年生の時のオープニングで初めて聴き、いつか弾きたいという思いを8年間抱き続けて、

今回「Let It Be」を弾く中学2年生の男子。

女の子が出演するコンサートの衣装の華やかさはないけれども、その分、ピアノから流れてくる

音だけに耳が集中します。

 

小学校6年生が弾く「エリーゼのために」、難しそうだけれど弾きこなしました。

中学1年生が弾くドビュッシーの「アラベスク1番」、素晴らしさに聞き惚れました。

孫が師事して頂いている先生の教え子さんたちも、小学校6年生でG・ランゲの「花の歌」、その

お兄ちゃんは、久石譲作曲「Summer」、中学2年生のバッハ「ピアノ協奏曲」。

そしてうちの孫は長い曲をきちんと終わりまで弾くことができましたし、最初のコンクール出演の時に

連弾をしてくれたKお兄さんは北海道の大学から戻って見事な演奏を聴かせてくれました。

このピアノそ弾く男子の多くが、ピアノだけではなく、サッカーや野球、水泳、剣道などの体を動かす

スポーツにも力を入れている事実に感じるものがあります。

どの演奏を聴いていても、幼い時から辛抱強く師事してくださった先生と同伴されただろうお母さんの

姿が重なりました。

 

そして毎回感心するのは、演奏時間4時間半という長い時間を小さい子も大きい子も静かに演奏を

聴いていること。我が家の孫も一番前の椅子で、前を向いたまま演奏を聴いていましたが、日頃の

ちょっと退屈しても、まだ終らないの、というような態度とは全然違う。

実行委員長の高校生二人は学校で応援団長ということで、ピアノコンサートへのエールをホール全体に

響き亘る大声を張り上げてくれました。応援団は裸足でやるんだね。

 

清清しい1日が終わりました。

また来年この男の子たちがどんなふうに成長するのか、とても楽しみです。

 

先生のご指導のおかげで、男の子たちの素晴らしいピアノ演奏を楽しませてもらえています。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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