急に温かくなって、花の出荷という連日の重労働で、少々ばて気味です。
もう歳ですので、腰が痛い。
けれど今日は明日福岡に向けて発送することになっている、海山ネットの新聞バッグ詰め
セット商品の準備で1日過ぎました。
福岡の津屋崎でよっちゃん祭というお祭りが開催されることになっていて、そこで東北への
応援のために海の手さんたちが作る新聞バッグや、新聞バッグセット商品を買っていただける
ことになりました。ありがとうございます。
「よっちゃん祭」という祭りの名前に、こちらのよっちゃんは「俺と同じ名前のお祭りだ!」と
喜びましたが、福岡出身の私が思うに、これは「よっちゃんしゃい」。つまりは「よってやりなさい」
「よってやんしゃい」「よっちゃんしゃい」または「よっちゃんない」という博多弁からきた祭りですね。
セット商品をと注文をいただいて、さーて、と迷いました。
福岡は美味しい食べ物が豊富な町です。暖かいから野菜など2期採りできます。
福岡に向けて、この東北から胸を張って送れる品は、というと、宮城なら海産物といいたい
ところですが、津屋崎はほんとにほんとに海辺の町。三陸のようにリアス式海岸ではないので
海辺といったらずーっと海辺です。
「新わかめというわけにもいかないし・・・」と考えていて、
「そーだ!」と思いついたのはお米。なんといっても東北はどこに行ってもお米がおいしいです。
そして私のおもち。お米はここ岩出山産のミヤコガネ。
お餅を薄く切って干して、あられも作りました。このあられは「素朴な味で後引く美味しさ」などと
お客様には言って頂いてますが、果たして福岡で喜んでいただけますか。
おもちにはよっちゃんなんばん。
道の駅のお祭りの時には、網で焼いた私のおもちによっちゃんなんばんをつけてお客様に
食べていただきます。
さあ、できました。
今の東北は、よその土地に送ってあげられるものは限られています。
明日はこのミヤコガネもちやヒトメボレのお米、よっちゃんなんばん、梅農場の梅干しなど持って、
事務所で海山セットを作ります。ああ、そういえば明日から海山ネットの事務を手伝ってくれる
SKさんが来ます。楽しみです。
「よっちゃん」って「寄ってって」って意味もあることを知りました。「よっちゃん祭」の名前の由来はそうだったんですね。偶然響きが同じだね、よっちゃん。
よっちゃんなんばんをつけたお餅、今度我が家でもやってみよう。