誕生日に思う。

今日は誕生日。

朝フェイスブックを見たら、のっけからラオスのミュウと一緒の私の写真が目に入ってギョッ。

フェイスブックって誕生日が来たら「なんとかさん、お誕生日おめでとうございます」とどーんと出してくれる

ので、有難いんだか有難くないんだか。年隠しておきたくても隠せない。

でも私くらいになると秘密もなにもあったもんじゃない。

こんなに生きるとは思ってなかったけれど、今日でなんと75歳になりました。後期高齢者です。

後期高齢者になったら、なにか得することあるのかと思っていたら、逆(らしい)。よくわからないけど。

 

きのうの午後、由美さんからお父さんの入院で病院に来てみたら「ヒサミさんが入院してるよ」と電話が

あってそれこそびっくり!

ヒサミさんは道の駅の生産者仲間。ついこの間の大繁忙期に毎日直売所で顔を合わせていました。

出荷者が集中的に集まってくる朝の時間から少し離れて、隣の町から車を運転してヒサミさんが運んで

くるのはキノコ類。今は80歳を越えたけど、本当に働きもので、家ではフリースクールを運営する息子

さんを支え、外で販売の仕事もし、そして今の茸の時期は、自家栽培の平茸、木耳、椎茸などを出荷されています。

 

なのになんで入院?

聞けば、脳梗塞か脳溢血だとか・・。

今日は早速病院にお見舞いに行ってみました。

よかった、ヒサミさんはお話できるし、手も動く。体全体からみれば軽症というわけではないけれど、設備が

整った温泉病院でリハビリをすれば必ず復帰できる様子。

何より凄いと思ったのは、ヒサミさんの仕事に復帰する、という熱意です。

「まずは運転できるまで」というのがヒサミさんのリハビリの第一目標で、これが仕事じゃなかったら、80歳

という年齢からして、そんな情熱は湧かないかもしれない。

同じ病室、同じ病棟には多くのご老人が入院なさっている。けれどヒサミさんのように仕事に復帰したい

という強い意志を持つ人は、数多いとは思えません。

改めて、仕事を持つことの意味を考えさせられました。

 

午後遅く、黒田さんのお宅に手芸を教えてもらいに行っていた娘が「面白かった~、楽しかった~」と帰って

来ました。

手芸好きの娘が以前からやりたがっていた人形作り。

「いいよ、教えてあげるから材料を持ってらsっしゃい」と言ってくださったのは、熊本から避難中の黒田さんの

お母さん。黒田さんのお母さんもお歳は80歳だけれど、大変お若く、お洒落で、おうちの中もピカピカ。

在り合わせの器にいつも素敵に庭のお花や緑を飾られていて、何より凄いのはその手仕事の技。

押し花、縫い物、、編み物、多分その他にもできることがおありだと思うのだけれど、とにかく聞けばほとんど

のことには応えてくださるスーパーウーマンなのです。

お人形作りはとても細かい作業ですが、今日の時間だけで、お人形のお洋服の型紙作りから裁断まで

出来上がっていました。縫えるところまで縫ってらっしゃい、というのが宿題で、大人になって出された宿題に

娘は「楽しい」とたいそう喜んでました。

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この先どんなお人形ができあがるのか私もとても楽しみです。

1人だったら完成しないかもしれないけれど、お母さんがいらっしゃるから必ずできあがる、そんな気がします。

 

このところお母さんが熱心に取り組んでおられるのが干し柿作り。

私も福岡生まれだから解るけれど、九州のような暖かいところで自家製の干し柿は作らない。

今度引っ越した新しい家の敷地に2本の柿の木を見つけて、お母さんの挑戦意欲に火がついた模様。

感に絶えたように「ああ、面白かった~」とお母さんに言わしめた柿の実剝き。

その柿は室内に干したけれど、カビが危ぶまれ、今は網の中にお母さん独自の工夫を凝らして吊るされ、

外で風に揺れています。立派な干し柿ができることを祈ります。

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今日は私の75歳の誕生日。

さまざまな局面で「この歳で」と思うことも度々だけれど、ヒサミさんや黒田さんのお母さんのような先達に出会うと

元気が出ます。

まだまだ。こんなふうに生きなければ・・・。と。

 

今日、お祝いの言葉を頂いたみなさま。ありがとうございました。まだもう少し仕事をしてゆきます。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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