盆花農家めぐり2日、3日。

引き続き昨日、今日と花農家の視察。

道の駅で盆花を出せる農家を20数軒廻って、畑を見せてもらっての総合的な感触としては、畑いっぱいに

植えつけられていても、契約で抑えられていたり、開花が遅かったり早すぎたりで、需要に供給が間に

合っていない印象。

生産者の出荷で成り立っている直売所としては、供給が間に合わないのならば仕入れましょう、と言って

しまえばそれで終わり。また生産者の立場としても、直売所を自分たちの生産物を販売する場として

保つ努力をしなかったら先細りになってしまう。

 

課題はこれだけではなくて、東北の盆花販売の特殊性。

東北以外の土地ではこれほど極端ではないと思うのだけれど、この3日間、生産者の畑でで見てきた

これでもか、と思うほどの多量の菊やアスターなどの盆花を、8月10日から僅か2、3日ほどで売り切って

しまうという東北地方の極端にお盆に集中した花需要。

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これだけの花を切って、下葉の処理して花色を合わせて結束して、袋に入れて値札をつけて運ぶ。

これが1日に何百束ともなれば、それなりの人数の雇用が必要になり、それでも運搬には人を回せる

余裕がないという状況も起こり得る。

 

こういう難問をひとつひとつクリアして、直売所も生産者も安心して花を栽培し売り、顧客満足も満た

せる状況をどう作るか。

先日視察体験に岩出山に来てくれた農業女子の方にでも手伝いに来てもらえる仕組みを作れたら

いいねえ、なんて話していたら、なんと、へとへとに疲れて帰り際、農業女子のお一人からお電話を

いただきました。

 

「近いうちに再訪しようと思っていた。行くのは何とか行けても帰りの電車は、と考えていたところです」。

そんなことなら、お迎えでもお帰りでもご相談にのります。是非お手伝いください。

ということで、近いうちにお出でいただけることに。

 

一度来て頂いた方から興味を持って頂いただけでも有難い。

そのうえ「人が素晴らしかった!」とのお褒めの言葉も頂きさらに有難い。

うーーーん、と考えこんでいた気持ちが少し温かくなって帰宅。

 

突如空が暗くなり、雷鳴がしたり雨に濡れたり乾いたり、賑やかな1日でした。

さて、帰って草刈りをと意気込んで帰ったけれど、予定していた草刈りもなーんにもできなくて、寝てしまって

本日は終了。

明日こそはラベンダー畑の草刈りを実行するべし!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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