ゴールデン母さんin麓郷

タラーラララーラ、タラーララララー!

さだまさしの楽曲に合わせて、BSフジで倉本聰作ドラマ「北の国から」が始まりました。

一昨年だったか、現代のなんでもお金で買って安心する。とにかく便利なものを追い求める。という今の風潮に

電気停まったらどうするの(我が家では311で8日間停まった)。 便利なことばかりやってたら体も頭も老化が

早まって、動けない老人だらけになっっちゃうよ。若い人もイザという時に何もできないよ、などと思う私は、

富良野で富良野GROUPの谷山さんに「今の若い人に見てもらいたいドラマだからもう1回テレビで放映するなんて

できないんですか?」と訊いたことがあります。

その時は「うーん」という感じだったんだけど、その間何があったのか、先日から放映が始まりました。

 

毎回待ち遠しい思いで見ては、人が生きることの健気さに涙していたのは35年前。

とてもいいドラマです。余分がない削がれた言葉のひとつひとつが素晴らしいと思う。

けど、夕方5時とか7時からなんだけど、見るかなあ~?

流行らない、ということになっちゃうのかなあ。

 

 

ゴールデンお母さんたちの行程2日目の午後は、吉田さん、石川さんが会議なので「北の国から」の舞台、町から

20キロほど離れた麓郷に行くことにしました。

なんてったて富良野に来ればラベンダーの次はドラマ「北の国から」界隈を巡ることが富良野観光ツアーの定石。

と思っているのは私だけで、ゴールデン母さんたちは一人も「北の国から」を観てません。

 

そんなお母さんたちに私は麓郷で何をアピールしていいのかわからない。

雄大な富良野岳の麓、延々と続く緑深い原生林、どこまでもどこまでも果てしなく起伏を描く牧草地や畑。

なんと美しい!と感動しているのは私だけで、毎日岩出山の美しい緑の自然の中で忙しく働いているお母さんたち

はさほど感動している様子もみえません。

 

麓郷には、主人公の黒板五郎さんが東京から連れてきた純と蛍の子供らと最初に住んだ原生林の中の水も

電気もない家や次に自力で建てた丸太小屋の家、石の家、拾ってきた家など、「北の国から」のロケ地に

撮影時のままで残された家々があり、多くの観光客が訪れています。

まず最初に訪れたいのは順番からして最初に住んだ家。

だと思うのですが、お母さんたちが訪れたのは、五郎さんがいろんな苦しい経験をして年を重ね、不要なものは

なんでも捨ててしまう現代の風潮に抗って、人が捨てたもの、つまり廃物を利用して建てた「拾ってきた家」。

五郎さんが最後に建てた家。

 

お母さんたちは入場料払って、ぐるりと見て回りはしたけれど、その後は案の定「ひとつ見たからもういい」って。

ドラマなんだから、最初から1、2、3と見ればよさが分かるの、意味あるの、と言っても無理そうなので、

「北の国から関連はここまでとなりました。

我が道を行く、岩出山ゴールデンお母さんの富良野観光は全然一筋縄ではいきません。

 

最後は標高500メーターの麓郷の見晴らし台、共済農場へ。

共済農場は個人の農場ではなく全国会員制の農場ということですが、ここは私が富良野で一番好きなところ。

広々として花々が咲き、風が心地よいここ共済農場に来ると帰りたくなくなる。 ほんとにこの近くに住みたいと

思えてくる。

広大なラベンダー畑。これで3年というのだけれど信じられないほど株ができています。私たちの岩出山の

ラベンダーもこんなふうに作りたい。気候が違うしお金もないから自信ないけど志だけは・・・。

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目を転じれば、広大な台地に広がるハマナス群。実(ローズヒップ)をお茶やジャムに利用するそうです。

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そして野生化したルピナスの群生。

宮城で毎年種を蒔いてルピナスを栽培している私たちから見ると夢のような光景です。

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そしてこれはぜーんぶ芍薬。

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展望台の下のジャム屋さんが管理されているらしい農場で、今も農作業の方が新しい花の苗を植栽作業中でした。

お母さんたちもこの農場は気に入った様子。

さっそく農作業の現地お母さんに声をかけて「何植えてるの~?」

「クレオメ」

「ちょっと遅いけどね」

と自称「女工」さんのワタナベさん(長靴に名前が書いてあった)が返してくれました。

クレオメ、うん、背が高くて花火のような特徴のある姿の花だけれどちょっと時期的には遅いかもしれない。

 

ワタナベさんに持っているお菓子を上げたりして、作業の手を休めてもらい、しばしお話をします。

北海道と宮城。場所は違うけれど、やっていることは同じ農作業仲間。誰と話すより気がおけなくて話が

はずみます。がんばってねー、また来れれば明日ねえー・・・。

 

これで終わりかと思っていたら、夕方最後の時間に会議を終えた石川さんが、富良野塾へ連れて行って

くれることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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