岩出山ゴールデン食堂母さん部隊in富良野

富良野に行ってまいりました。

6月30日から7月2日までの2泊3日の旅。  感想は、最高に面白かった!そして暑かったー!

いや、ほんとに暑かった。本州ではどうだったんでしょう。

 

メンバーは倉本聰作「屋根」の役者さんたちのご飯を作った岩出山ゴールデン食堂のお母さんたち。

ゴールデン食堂は、「屋根」公演当日、朝早くから夜遅くまで大奮闘で料理を作った1日だけの食堂

ですが、お母さんたちの大活躍があまりにも素晴らしいので、1回きりで終らせるのはもったいなく、

そのままゴールデン食堂を継続することにしました。 できる時できるメンバーでという具合にゆるく

ゆるく。

その最初の催しがこの富良野旅行。

 

東北道を空港に向かう道中は小雨。

カヨちゃん、クリちゃん、ユミちゃん、は専業農家、ユミ②ちゃんは会社勤めで私はお餅屋。

年代は40代から70代まで。みんな常日頃から畜産、農業、加工、その他で1日中目いっぱいの仕事

持ちだから、留守する3日分の仕事を片付けるために大奮闘で働いたに違いありません。

かく言う私も3時間しか寝ていない。

 

そうだ。この旅行を計画したのは、「屋根」公演が終ってまもなくのこと。早めにチケットを取り、宿や

レンタカーの予約をしてから3ヶ月。その間出発前日の昨日まで、確認の1本の電話もかからない

のには驚いた。 普通は訊くでしょ。何持ってくの?とか、チケットは何時もらうの?とか、そんな質問

するでしょ?

でもしないのです。このメンバーは気にもしていない。

共通認識事項は朝6時にカヨちゃんちを出発、ということだけ。

 

寝てなくても前夜呑みごとでも6時前にはきちんと集まって、カヨちゃんのご主人に見送られて出発。

空港のレストランロイヤルでドーンと朝ご飯を食べて機上の人となり、9時半には新千歳着。

空港で吉田さんと合流し、レンタカーで富良野へ。

 

1月に「屋根」の初演を見に来た時には周囲全てが真っ白。マイナス20度、24度の世界だったのに

今は緑が真っ盛り。北海道との繋がりが深い吉田さんによれば、最初に通過する町江別は、老人が

住むのに最も良い環境だと認められている町だとのこと。家作りと庭作りが住民の趣味か生きがいか

になっているようで、個々に嗜好を凝らした家々、洋風に和風にと工夫を凝らした庭は、草が1本も

なかったり、石だけだったり、西部劇の牧場風だったりで、個性豊かというか、てんでんバラバラというか。

周囲とのつりあいは無関係のようで、私は江別の町が気に入りました。家と庭を見るだけでいいから

また来たい。

 

小1時間近く走って、「アッ、ここ前に来たことあるわ!」と夏に黒田さんとお昼を食べたレストランを発見。

名前は忘れてしまっていたけれど、正式には夕日ヶ丘レストラン善生といい、オーナーさんの農場で

とれたお米と近隣の農家の野菜を使ったお料理を出す農家レストランで、岩見沢市栗沢町の石狩平野

を見下ろす見晴らしのいい丘の上にあります。

美味しかったことだけははっきりと覚えているので急遽ランチをとることに。

 

前回も美味しかったけど、今回も美味しくて大満足で初めての野菜直売所に。

野菜は大ぶりで安い。5月頃まではまだ気温が低いだろうにどうしてこんなに大きなキュウリなんぞが

採れるのか、北海道に来ると毎回首を傾げます。

 

芦別の3段の滝で休憩。7月の富良野、ラベンダー開花の時期。どれほどの人出かと覚悟して行った

けれど、それほどでもない。

富良野に入ってもそれほどでもなくて、勢い込んだ気持ちが拍子抜け。移ろい易い観光客の心は

移ろって、新幹線や世界の豪華客船が来る函館とか青森とか別の場所に行ったのだろうか。

 

まずは「屋根」でお世話になった喫茶「くるみ割り」でご挨拶を済ませ、次に日暮れになる前にと

「風のガーデン」へ。

新プリンスホテルの敷地内にある2000平米の敷地に、寒さに強い植物約400種、20000株を植え

込んで3年がかりで作り上げ、2008年の倉本聰作のテレビドラマ「風のガーデン」の舞台になった

「風のガーデン」は今も健在で、大きくなった植物が今花を見るのに最適の時期なのです。

 

カヨちゃんは花卉農家、クリちゃんは野菜、漬物の農家ではあるけれど、お盆時期には切り花を出荷し、

今家で家族とともにイングリッシュガーデンを製作途上。首都圏在住時、移住後合わせて花作り歴25年

の私は何故か今はお餅屋ではあるけれど、花を見ると吸い寄せられていく習性は変わりません。

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いやいやいやいや、みんなほんとうに大きくなって、よほど栄養がいいのか、どの花々も丈高く、葉っぱも

大きく、色も濃く、花の咲き具合も最高の状態。

「いい時来たねえ!最高の時だねえ!」、と喜んでいるのは気づけば私一人で、それぞれに感想を聞けば、

「いやあ、前見たガーデンのほうがよかったわ」だの、「だだっぴろいゴルフ場に作られてるから風景がよくな

い」だの「期待はずれ」だの、トドメは「もう来ないでいいよ」だそうで、この先の波乱万丈が予測される

みんなの答えでありました。

 

「栄養がいい」、は全員一致。さすが農民の感想。この暑さの中、ガーデンの手入れをしている人はふたり。

ツバ広の大きな麦藁帽子を目深に被り、丈の高い青花のアンチューサに紐をかけていた立ち姿のいい

女性が「屋根」の主人公しのさんだったことを、私たちは後で知ることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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