栗の花

毎朝お餅を道の駅に出荷する時は、国道を通らず山の道を行きます。

田んぼと畑ととびとびにある農家があるだけの道。日を追うごとに緑が繁殖してきて、山も野も緑で

埋もれんばかりになった山間の道を走りながら、毎朝思うのは「熊と出会うんじゃないかなあ」

有難いことにまだ一度も出合ってないけれど、何時かは目の前を横切ったりするのを見るのではないか、

という思いはあります。

怖い、というより出て来ないでもらいたい。騒動になるので。

 

今日気づいたのだけれど、なんだか栗の木にやたらたくさん花が咲いているような気がするのです。

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背が高くなり過ぎて、木の上のほうにしか実がつかなくなっていた庭の山栗の木にも花がいっぱい。

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大体木の実りには裏と表があって、昨年のような栗やブナの実の大豊作の翌年は不作というのが自然界

の普通の姿なんだけれど、この花つきの様子は、昨年に引き続いて今年も豊作?

花がついたからと言って、確実に実になるとは限らないのだけれど、お天気状態とか虫とかで、実はついた

けど青いままで落ちてゆく、ということもよくあることだけれど、でももしかして自然界の動きが気温の変化

かなんかでちょっと狂って今年もまた栗の実の大豊作なんてことになったら、森の生き物は増える。

昨年の木の実の大豊作で子熊が多く産まれて、今年は親子づれの熊出没情報が頻繁なのに、今年も

豊作で、来年さらに増えたら?

 

みたいなことを想像すると、まるでホラー映画のような。

熊と人間の数が変わらなくなったりして・・・。 わあ、おっかない。

ヒッチコックの映画「鳥」のような。

絶対にそんなことはない、と言いきれないのが、今の自然界の予測のつかない不気味さなんですけどね。

 

今日はたまたまのことで筍の破竹(ハチク)と真竹(マタケ)を出荷者二人が同時に持ってきたので、

図らずも両者の区別を初めて知りました。

ここの筍は孟宗、そして破竹、真竹の順で出てくるのですが、もうひとつカラタケというのがあって、これが

何時、どんな姿で出てくるのか未だ不明。

 

真竹の出荷者が「熊と喧嘩しながら採っている」と言っていたけど、筍は熊にとっては主食のような食べ物

のようで、この地に越して来た時、隣家のご主人から「筍が出る間は熊は離れない。その辺で寝てるから

気をつけてね」と畑で言われました。翌年、真面目に作ったトウモロコシを全部見事に食べられました。

トウモロコシを作ると熊が必ず来ることが分かっているので、この辺ではあまり畠のトウモロコシは見かけ

ません。

 

因みに今年4人が亡くなった秋田の熊騒動の筍は根曲がり竹。東北地方のある程度の高さのある山なら

大抵ある細い20cm程度の小さな筍です。熊だって人間と食べ物張り合ったら本気出すだろうから、

やっぱり熊の捕食のテリトリーには入らないほうがいいと思う。人間は他に食べ物いっぱいあるんだから。

 

我が集落自慢の伊東さんのさくらんぼが出ました。

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右が真竹。左が破竹。そしてこのところ撥ねものもらって食べて大満足の佐藤錦。

破竹、真竹は灰汁がないのでそのまま食べられるけど、とりあえず茹でて細く切って、乾燥筍を

作ってみます。

干すので、明日天気になーーれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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