倉本聰講演会/新聞バッグ講習at栗原

本日はけっこう真面目に降る雨。

一作日は猪苗代、昨日は50名弱の新聞バッグ講習、と2日続きのハードワークでくたびれ気味の

骨休めで家でぼんやりしています。

 

福島県猪苗代で行われた倉本聰氏の講演会に行ってきました。

今日と違って快晴。風もなく絶好の遠出日和で、かつて2度登った磐梯山の勇姿を久しぶりに眼前で

仰ぐことができました。ついこの間まで東京に向かう時に新幹線の車窓から見た真っ白に雪を被った

磐梯山は今は緑の山。胸が透くような光景です。

 

倉本先生がいつもご本や新聞で意見を述べておられる「これから人々はどう暮せばいいのか」

「少し昔に戻ったほうがいいのでは」というお話は私には納得のいくことばかり。

ただ私のようにかつては都会で暮らしたけれど、今は田舎に移り住んで第一次産業に従事しています、

というような人間は納得いくけれど、都会の便利なマンション暮らしのような人には納得いきかねる、

というお話ではないか、とも思います。以前先生が新聞に「そうはいっても・・」という小文を書かれて

いましたが、理屈は解るが「そうはいっても・・・」というほうが今の世の中では多数でしょう。

 

そんなことを思いながら、壇上でリラックスして話される倉本先生の講演を聴きました。

講演会の後は、主催団体「どうする!自然・いのち・暮らし」研究会議のテーマを話し合う「話し場」という

場が設けられていましたが、今回は参加せずに帰ってきました。田舎に移り住んで15年。何時の間にか

私は、土や光や水や森の生き物など、自然を相手に自分の手足や知恵を使って格闘するように生きる

人たちとしか話を弾ませられなくなっている自分を感じます。

 

3月半ばの「屋根」公演時、全国26公演地に付き添っての長旅で、大層お疲れの様子だった倉本先生が

お元気になられていて、とても嬉しく思いました。これからもお元気でたくさんの大切なお話を聴かせて

頂きたいと願います。

 

 

明けて12日は宮城県北部郵便局の局長婦人の会での新聞バッグ講習の日。

本当に有難いことにこれで3度目の講習です。小バッグ、中バッグ、と作ってきて、今回は大バッグを

作りたい、とのご希望ですが、新聞紙5枚を重ねて作る大バッグに挑戦されるのは、今日初めての参加

という方々。教える側も力が入ります。

ここが始まり。

新聞紙5枚重ねはけっこうきつい。肩がこります。くじけずがんばってほしい。

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若い奥様方はやっぱり手際が素晴らしい。全員、立派に大バッグができあがりました。

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思ったよりも早く2時間弱で全員の新聞バッグが完成。その後は皆様の中に混ぜて頂き、

お弁当を頂きながら、普段はしょっちゅう利用するけどその内情は詳しく知らない、郵便局事情に

ついてさまざまなお話を伺いました。

これだけたくさんの奥様方を見ると、いかに私たちの暮らしの身近に郵便局が存在し、私たちが

便利に利用しているかを実感させられます。

楽しい時間をありがとうございました。

 

お隣りのヤマボウシが咲きました。今年もやっぱり凄い!迫力があります。

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