新住民を迎えて

午前中、外国から戻ってきたMちゃんを連れて、鳴子、岩出山を一巡。

本来はここ出身だけれど、長く日本を離れていたから、今はちょっと新しい住民として私の知り合いに紹介&

仕事探し。

久しぶりに鳴子の山に入ってみました。

今年の冬は雪が少なかったから、早めに融けて、早めにお店開けた?と聞いたら「開けなかった。何時もどおり」

と答えた森の中の喫茶「ライム」のオーナーママさん。12月から3月の冬休み期間を無事に越して、今年もお互い

元気で会えました。こういうのは年をとると大事なのです。久しぶりに会いに行って「病気で休んでます」なんて聞く

と、ほんと、がっかりする。明日はわが身の心境。

新緑の中の「ライム」はちょっと古びてきたような。木の家だから仕方がないんだけれども。

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お店の中はこんなふうになってます。可愛らしい小物がいっぱい。

ママさん手作りの家庭的なランチは量はたっぷり、ゴクウマです。

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秋の紅葉時とは全く色合いが違う潟沼。

誰もいない。しーんと静かな新緑の潟沼。

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数日前に、待望の新住民、長澤さんご夫妻が滋賀県から越して来てくれました。

お二人とも学校の先生で、退職されてからの新しい生活をここ岩出山で始められます。

FBで見るとお引越し後の忙しい時間の合間に鳴子に行ったり、感覚ミュージアムに行ったり、新生活の町を

楽しまれているようで、15年前「ここはどんなところだろう」と恐る恐る引っ越してきた頃の自分を思い出します。

ご主人は山や森で木を伐る仕事に、元々薬草を研究されてる奥様は、新しく就く予定のお仕事の傍らで

食べられる植物のことやアロマについてなど教えてもらえることになっていますが、それよりなにより第2の

人生をこの町で元気で楽しんで頂きたいと心から願います。

 

私が住み始めた頃は、町のどん詰まりのような里山に囲まれた私の集落でも、まだ子供の姿が見えてました。

集落の女性たちの活動も盛んで、新参者の私も度々声をかけてもらって竹細工をやったりワラビの蔓を取って籠

編みなどして、オープン間もない道の駅のガラ空きの棚を埋めたりしてました。私が年をとってしまった今は、女性た

ちの活動がどの程度のものだか解らないけれども、昔に較べるとすっかり人の数が減ってしまっているのは確か。

見渡すあの家もこの家も人が住んでいないか、住んでいても一人だとかそんな家が多くなってしまいました。

 

別荘地住民の私は集落については詳しくはないけれども、正直、住んで15年後にこんなに人が少なくなるだろう、

とは想像しませんでした。徐々に人が増えて、多少は変化があるんだろうな、と思っていた。

ところが全然。見込みは大外れで人は減る一方、増える兆候は全く見えない。

この先、どうなるんだろう。学校や郵便局はすぐ近く、町に出るのもコンビににも新幹線や高速道路に乗るにも全然

不自由がなく、山や野や田畑の恵みも豊かな美しいこんな土地が、徐々に限界集落や消滅都市になって消えてゆ

くのかと心配していたら、ここ2、3年、人が少しづつ増えるような新たな兆しが見えてきた気配がします。

 

先日一人暮しだったご主人が亡くなられたIさん。ああ、またひとつ空き屋が増えるなあ、と思っていたら、連休には

首都圏から弟さんが見えるようになりました。長く都会に住んでいたから農業は何もわからないけれども、一から勉

強して農業をやってみるつもりです、とこの間ご挨拶した時にうかがいました。

 

それから同じ集落のTさん宅。毎春大きな八重桜が咲く住む人が亡くなった大きな家に、時折り東京在住の息子さ

んが戻ってみえるようになりました。将来会社をたたんでこちらに戻るつもりと伺って、ああ、こういう形で戻って

来られる方がいるんだなあ、と思いがけない住民の増え方に心強くなりました。

そういえば、先日道の駅でばったり出会ってびっくりしたのは東京在住のはずのKさん。

もご両親が年を取られたので東京と岩出山を行ったり来たりされるようになったとのこと。

 

年配者ばかりで若い人がいないのがちょっと寂しいところだけれど、それはこれからの課題。

長澤さん、落ち着いたら道の駅の生産者にもなったくださるようで、どんなものを生産されるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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