別荘をお借りすることになった陶芸のK先生が、わざわざ船橋からいらして
くださった。
梅農場のメンバーを除いて、代表、事務局、メンバーそろってご挨拶に行く。
本当に今日は蒸し暑くて、先生に申し訳ないようだ。
活動の割にはたいした売上げもないumiyamanetなので、最初の頃は荷物も
さほど無かったのだが、全国の皆様のご支援で送っていただいている布や
ミシンや新聞バッグなどでだいぶ荷物の容量が増えてきた。
合わせて、いろいろな場面で協力してくださるお客様の来訪も多い。ミーティン
グも度々しなければならないし、購入した干し椎茸を計って小袋に入れたり、
販売準備をする場所も必要だ。みたいなことを無意識的にぼんやり考えてい
るところに、市川コルトンプラザに来てくださったことから、降って湧いたように
突然先生の別荘を利用させていただいてのumiyamanet事務所開設の話が
決まったのだった。よっちゃん農場夫人の「ありがたい。ほんとにありがたい」
の言葉どおり、私もとてもありがたい。家はきれいだし、景色もいいし、竹の子
も柿の実もすずらんもいっぱいある。採らなくてもあるだけで豊かな気持ちにな
る。もうひとつ、ありがたいのは、これまで思いつかなかった新しい考えを、先
生から聞けることだ。
そのひとつ。レース編みのペットボトルカバー。明日写真を撮ります。これは
可愛い。
その2、新聞バッグ販売のアドバイス。umiyamanet立ち位置のアドバイス。
その3、英語の翻訳をしてくれる方が見つかった。先生が紹介してくださるそう
だ。こうしてちょっとのことから人と人の繋がりが広がって行く。一人一人の
想いが形を成してゆく。umiyamanetの活動は忙しく、きついことも多いが、この
広がる、広がるがumiyamanetの醍醐味なんだろうなあ、と思う。