隣町の鳴子温泉で1年に1回「全国こけし祭り」が行われているらしいのですが、私は未だ行ったこと
ありません。どのくらい面白いのか、どれくらい混むのかも判らない。のですが、昨年行った黒田さんが
「面白い、面白い」というので、お餅の仕事を終えたら早めに孫連れで行ってみることにしました。
会場は鳴子温泉の街中というのではなくて、温泉街を通り過ぎてちょっと山の方に登った鳴子小学校の
体育館。臨時駐車場の校庭では、東京やその他からのおしゃれなこけしグッズを販売するテントが
並んでいました。
こけしってあんまりよく見たことなかったけれど、こうして見ると品が良くてかわいいんだなあ、と思います。
まだ素敵なのがあったけど、撮影ご遠慮ください、ということだった。
小学校体育館内の会場。
素敵にお店が作られてました。
全国の系統の違うこけし作りの土地から来られた工人さんたち。
木地を削る工法もその土地独自なんだろうか。非常に違っていて見飽きません。
足に注目。
身体を斜めに構えて両足で踏みながら削る工法。
これはまた全然違う削り方でした。
申し合わせたわけでもないのに、この会場で本日お休み中のよっちゃん、みっちゃん夫妻と会い、海山
重要インストラクターのあやさんと会い、海山メンバー勢揃いに加えて、東北村の忍さんにまで出会えて
楽しい時間を過ごした後は、ついでに久しぶりの潟沼に寄ってみました。
クレー射撃場の駐車場が車でいっぱい。今の時期、射撃という遊びが流行っているんですかねえ。
クレー射撃というのがよくわからんけれど、どっち向いて撃つんだろう。山のほう?沼のほう?
まだ紅葉の色もない潟沼。少し濁ったコバルトブルーの水の色がとてもきれいです。
そうだ、休憩の椅子で横手のヤキソバを食べている時にご一緒した鳴子のお寺の和尚様が、「寺に
ものすごく大きな鯉やヤマメなどの魚がたくさんいるから見にいらっしゃい」と誘ってくださいました。
こけし祭りの時に行われる奉納相撲(東北の高校生の相撲だそうです)の役をなさっているとか。
お寺は教会に較べて入りにくいです。
と言ったら、そんなことない、そんなことない。相撲の前にはみんなに座禅を組んでもらう。座禅でも
お話でもいつでも来てくれていいからね。と言って行かれました。
思わぬ収穫。今度行ってみよー!
ヤキソバがお好きらしい和尚様は、横手ヤキソバの前には石巻ヤキソバを召し上がったそうで、
お店の人が笑ってました。