封筒貼り

4日連続大型連休の2日目。

さすがにあ・ら・伊達な道の駅は朝から大混雑。高速古川出口から山形方面に向かう国道47号線

は車の行列であり、私のお餅仕事も早朝からクロダさんに手伝ってもらって目いっぱいの状況です。

 

でも世の中はなんといったってゴールデンウイーク。この連休に入ってから、私のパソコンには

道の駅の配信意外には仕事のメールはまったくきません。みんな何して遊んでいるんだろう。

昨夜から今朝にかけて吹き荒れていた強風もやみ、暑くもなく寒くもなくよいお天気になってきたので

クロダさんも一緒に孫を近くの細倉鉱山跡、細倉マインパークに連れて行くことにしました。

浅い緑や濃い緑でパッチワークのように彩られた山や林を見ながら20分ほどでいけるマインパークは

近いし空いているしでちょうどいい出かけ先なんだけど、前回行った時には、坑内のところどころに置かれた

リアル過ぎる人形に怯えた孫が「怖いよー」と背中にしがみついて離れませんせした。

でも今回はちょっとお兄ちゃんになったので「大丈夫。歩く」んだそうです。

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いったん入ったら戻れない。40分間前に進むのみ。坑道内の温度は15℃というので、ジャンパーを

着こんでいざ出発。

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鉱山資料館も含めて私がこの細倉鉱山跡にくるのは3度目なんですが、鉱山発見以来閉山までの1200

年に及ぶ歴史に毎回「凄いなあ」と感動します。というか近代化産業遺産としての歴史に興味がつきない。

最深部抗海抜マイナス310m、閉山までの坑道の長さは延500km。

 

明日は子供の日。舞台では栗原市のヒーロークリハライダー&クリハエリアスと悪者の戦いをやってまし

た。何気なく孫と一緒に見始めたのだけれど、ヒーロー、クリハライダーは超ローカルヒーロー。

言葉は栗原弁で戦わない普段のときは田んぼにいる。いざという時には武器であるズンダとイワナを引っさ

げて飛び出してきます。女の子のエリアスの武器は根っこがレンコンの蓮の花。

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見始めたら止められなくなって大笑いで見てました。「ウケタ、ウケタ」とクロダさん、大喜び。

 

家に戻って封筒貼り。

だいぶ前からクロダさんが時々作って使用する英字新聞で作った封筒が気になってました。

私もほしい。納品書やお手紙をお客様に送るとき、折らなきゃ伝票が入らない、ということがよくあります。

どこででも売っている茶封筒は使いたくないし、お手紙用の封筒は近頃異様にお洒落で値段も高い。

だから自分で手作りしたい、と思いつつ目に留まったのが、有志の方から新聞紙と一緒に送っていただく

外国の雑誌です。

3年分だからだいぶ溜まりました。雑誌で作ったらどうだろう。と今日は止め金具を丁寧に外してバラバラ

にしてクロダさんに教わって封筒貼りしてみました。

こんなのできました。

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けっこうお洒落!

これからこれに入れて納品書を送ります。お手紙は宛名カードを貼って使います。

新聞バッグを作ったり、作り方を教えて3年。近頃思うのですが、比較的簡単な新聞バッグの作り方を教え

ても、初めて新聞バッグを作るみなさんの多数が、真っ直ぐの折り目とか真っ直ぐの線に沿う、とかが

できにくいらしい、ということに気づきました。不器用というような問題ではなくて、たぶん、たぶんだけど

私たち大人は学校卒業以来、指先で何かをするということをしてきてないからじゃないかと思います。

 

自分や子供の服作って型紙おこしてた、とか、和裁やってた、とか、図面引いてた、というような人は

全く違います。だからやはり工作のように何かを手先で作ることは、し続けなければいけないんじゃ

ないか、と近頃思うようになりました。

ますます年寄りになる私にとって封筒貼りは格好の仕事なのかもしれない。

これからこの雑誌の封筒で手紙を送ります。よろしくどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

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