新聞バッグ考

      新聞バッグ講習を受けてから1週間、日々バッグ作りに励んでます、と言いたい

      ところですが、毎日が目いっぱいで、おまけに頼みの新聞バッグ作り部隊の南

      三陸H3人組さんは、梅農場で朝から夕方までこの炎天下、梅の収獲に励んで

      います。一緒に練習しよう、とは言いにくい状況の中、23日、30日と注文を控え

      ているので、押して夜8時から旅館の大広間を借りて練習しました。

      何度も作ったはずなのに、ウロオボエとはこういうことかと感心するほど、要所

      要所で覚えていない。でもエース、さおちゃんに導かれて少しずつ思い出させ

      もらいます。さおちゃんは27歳。大体の時はお母さんと一緒に仕事をしている

      素敵な女性です。詳しいことは知らないけれど、「あのわかめはどこへ行った

      んだろうねえ」という3人の津波の時の話から察するに、たぶんさおちゃん、

      お母さん、もう一人のHさんの3人は常々一緒に海辺で仕事をしていたのだと

      思います。

      これからの新聞バッグ作りは、これまでのように鳴子の旅館で手から手へ、と

      いうのではなく、女川でも南相馬でも仮設住宅に入っても作ってもらおうという

      目的なので、バッグの形を一定させるため、寸法もきちんと決めました。

      決めたら合うかと思ったら、これが合わない。4人で作ってさえこっちが足りな

      い。余る。「あれェ、なんでこうなるの!」と定規を持って測ってばかりでなかな

      か合わない。恐るべし、新聞バッグ作り。甘いものではありませんでした。

      新聞バッグを何のために作るか。

      1個作ってもらって、海山ネットで買い取れば、被災を受けた方たちにとっては

      僅かだけれど収入のプラスアルファーにはなります。でもそれだけではない。

      この新聞バッグは宮城県をカバーしている河北新報社の新聞紙を使用します

      がその記事によって、被災地の今を全国へ発信できます。新聞バッグを使え

      ばレジ袋を貰わずに買い物ができる。資源の再生です。そして最も重要なこと

      は新聞バッグを作ることで人と人を繋ぐことができます。

      という考察をして新聞バッグ作りに励んだのですが、合わないばかりか、目がく

      っつきそうになってきたので終了しました。

      報告に行った山の手T家で帰りにもらった新聞バッグ入りじゃがいも。最高に

      新聞バッグとまん丸いじゃがいもがマッチングしてました。素朴です。いい感じ!

      もしかすると新聞バッグは野菜を入れるのが一番似合っているのかもしれま

      せん。

      

      

     

     

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