第14回一関男子ピアノクラブコンサート

春のお彼岸の中日だというのに、昨日の午後からまたもやのドカ雪。

私が住む別荘地区では3月に入ってから4回目の除雪車出動で、ほんとお世話になってばかりで

心苦しいです。

岩手県の一関で行われる男の子ばかりのピアノコンサートに行って来ました。雪はどうかなあ、と恐れて

いたのですが、積雪はうちのほうがよっぽど多い。

ピアノコンサートの会場は一関の駅に近い、世嬉の一酒造の石蔵レストラン「クラストン」。かつては米の

精米蔵であった石蔵を改造したという実に風情のある建物でした。

岩手県一関はうちから1時間くらいで行ける町なので、これまで通り過ぎるだけだったのですが、こうして

歩いてみると整然とした通りとレンガや石作りの建物が多い静かな美しい町です。島崎藤村の文学碑が

あり、藤村のゆかりの地であるとは始めて知りました。

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石蔵レストラン「クラストン」

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うちの5歳の孫がここで男の子ばかりのピアノコンサートに出させていただくことになっています。

全然上手ではないのだけれど、いくら「来年にしたら?」「出なくてもいいんだよ」と出場辞退を勧めても

「ボク、がんばる」と言い張るもので、ドキドキの出場となりました。

 

孫がピアノに行くようになったのは友人でもあるピアノの先生から、「岩手で男の子ばかりのコンサートが

あるのよ。出てみない?」と言われたのが発端だったような気がします。

実行委員も出場するのも大人から幼稚園児まで全員が男の子で運営されていて、女の出る幕はないの

よ、ということで、「面白いなあ」とすっかりその気になったのでした。

 

孫の演奏曲はイギリス民謡の「おやすみなさい」

まだ指の力も弱くてたどたどしいので、大きいお兄さんが連弾をしてくれることになりました。

始まるまではド緊張。始まったら感極まって涙出てきた。

幼稚園の年中さんからOBの大人のお兄さんまで26人もの演奏でしたが、上手な演奏ももうちょっとの

演奏もほんとに素晴らしかった。ピアノを弾きながら天空の城ラピュタの「君をのせて」を唄う小学生M君の

ボーイソプラノの歌声は心を洗われるようでした。

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孫は来年も出るそうです。

コンサートを終えて、石蔵レストランに立ち寄りました。

隣の人が食べているのに釣られて注文したドイツ料理のアイスバイン。

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これは大変おいしい。キャベツの酢漬けとよく合います。

普段お酒は飲まないのですが、小さなグラス入りの4種類のビールセットという赤や黄色の透き通った

色合いのビールをみていたら、美味しそうでジュースのようになんだか飲みたくなりました。

 

日常を離れたような楽しい1日。でも実に寒かった!

お墓に行きたいので、とにかく明日1日雨も雪も降らんでほしいものです。

 

 

 

 

 

 

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