新聞バッグインストラクター講座終了

      かねてからお願いしていた高知県四万十の㈱四万十ドラマから新聞バッグ作り

      の講師の方が2名、そして翌日曜日にはわざわざ社長が新聞バッグのインスト

      ラクター講習のため遠路遥々鳴子まで来てくださった。新聞バッグは鳴子避難

      者の方が旅館で仲間作りをしたり、少しでもお金を得るお仕事として取り組んで

      いただくために海山ネットで始めたものだが、きちんとしたバッグを作りたくて、

      その技術を㈱四万十ドラマさんに教えていただくことにしたのだった。講師はお

      二人ともなぜか東京の方。そして初めて見せていただいた新聞バッグのさまざ

      まな形は大変素晴らしく驚かされた。新聞の絵も字も広告も色もバッグの隅々

      に活かされていて芸術的ですらある。日本でより外国で注目されていて世界の

      国々から注文が来ます、という社長のお話だった。

      講習を受けるのは私も含めて山の手メンバー、海の手さんは、南相馬、女川

      南三陸の避難者の方々。朝9時から夕方5時まで、途中で地震というハプニン

      グもあったけど、ものともせず、がんばったおかげで、全員インストラクターの

      認定証をいただけた。新聞紙を2枚も5枚も重ねて作るバッグは新聞紙のクイ

      ズのようで、すぐにも忘れるのじゃないかと不安だけれど、避難者の方々には

      仮設住宅に入っても機会があればバッグを一緒に作って、連携を繋いでゆき

      たいと思っている。

      ㈱四万十ドラマの社長は指定管理者として道の駅も運営されていて、そして

      ご自身もお茶の生産者であるというそのお話は、道の駅出荷者でもある私達

      にとって大変興味深かった。いただいた道の駅の紹介パンフレットには

      四万十ドラマは高知県四万十川の中流域にある「考え方をつくる会社です」

      「古新聞を包装資材として生活場面で再利用することを一つの哲学とし、四万

      十川流域の考え方アイデンティティーとしたい」

      「ユタカサ」とは何か?その考え方を四万十川からつくりたい  とあり、

      その取り組みの新しさと力強さと考え深さに瞠目させられた。

      是非一度新聞バッグの故郷四万十川に伺いたいと思います。㈱四万十ドラマ

      の皆様、ありがとうございました。

      

      

      

      

    

   

      

      

      

新聞バッグインストラクター講座終了” への2件のコメント

  1. 考え方を作る会社、素晴らしいです。[E:flair]  
    その考え方を隅々まで(商品や陳列やスタッフ)行き渡らせることが出来たら と 夢想します。 
    dream → real に変換することが 一番重要なことですね。
    今度その進化したバッグを見せてください。

  2. ありがとう。ほんとにそう思います。
    そうなるように若い方々、考え方をしっかり作り上げて
    成長してください。 バッグいつでも見に来てください。

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