とりあえず動いていたら

また寒くなりました。1日通してマイナス3度くらい。その前がどーんと温かくなってグッチャグチャに雪が
溶けて、そのままこの寒さで凍りついているから、歩きにくいうえに滑る!

午前中、道の駅出荷組合の監査。もうすぐ出荷組合の年1回の総会がありますが、今年の目玉は
次世代、つまり若い人たちが活躍する場ができること。これは素晴らしいことです。
私が移住してきた10年前には、この町の最奥にある私が住む集落では、お隣近所に人が住んで
いました。子供もいました。でも今は空き家のほうが多くなってきた。子供が通学する姿なんて
ここしばらく見たことない。年寄ばかり増えて、どーするんだろう、という状況です。

だから数少ない若い人たちには是非とも活躍してほしい。
ここは東北といえども、雪は少なく、夏は暑くなく、お米がおいしい、土地が広いからいくらでも
野菜が作れる、景色が美しいところです。平泉も山形も松島も仙台もほぼ1時間で行けるし、
新幹線も停まれば、高速のインターもSAのETC入り口もすぐ近くにあり、便利です。
道の駅もありますよー!
若い人たちが結束して元気の良い町つくりをし、交流人口を増やし、どんどん進む過疎化を食い止めてほしい。

午後は事務所で新聞バッグの荷造りなど手伝いながら、昼ご飯を食べて四方山話。
南相馬のKさんは先週から、事務所で仕事をするようになりました。
先日松山の私の友人から頂いてきたパソコンで初初級クラスの練習中。
「この先どうなると思います?」Kさんから私への質問。言わずと知れた大震災被災、原発被災のこと。
「わからない。どーしていいのかわからない。Kさんはどう思う?」
「どーしていいのかわからない。私も。帰れるのか、帰れないのか」
「だよねえ」
「でも、動いていたら、どこかで答えとか、道筋とか出てくるんじゃないのかと思うんだけど」
というKさんの言葉で双方一致しました。

仙台へ出かけて行った事務局KJとKさんが梱包したイタリア向け荷物を持って帰宅。
宅急便のヤマトは家に帰る途中にあります。
2個口を運んで送り状渡して、やっとこれでイタリアへ荷物が行く、とほッとしたところで
「なんかヘンです。この送り状」と担当者。
えー、どうして? よく見ると全部英語で書いてあるはずの送り状が、上の方が英語、
途中で気が緩んだのか、下は日本語になっていて海の手山の手ネットワークと書いてある。
2個の荷物分が1枚の送り状にまとめてある。

ということで今日は行かないことになりました。やっぱり不慣れなことは怖いです。私が書いて
ちゃんとミラノへいくのかなあ。ほんと心配。
明日は東北村の打ち合わせです。失敗しないようにちゃんと聞いてきます。

 

 

とりあえず動いていたら” への1件のコメント

  1. 節分はやはり季節の分け目ですね。寒いとは言え、寒さの質が変化してきているような気がします。

    早速Kさんパソコンに取り掛かっているようで良かったです。

    この先どうなるのかわからない不安を抱えながら暮らしているのは本当に大変だろうと思います。日本に住む同胞達のことに無関心ではいけませんね。

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