足跡が怖い

わお、朝から快晴!降雪なし。
雪は降らないけれど、昨日までの雪はガチガチ。気温はマイナス13度。
いやほんと、寒すぎます。
勝手口のドアが(木でできている)寒さで締まったのだかなんだか閉まらなくなってきました。

逆に毎日猫の飲み水を取り替えに行く畑の家の日本式の引き戸は凍りついて開かない。
猫が中でにゃあにゃあ鳴くので焦るのだけれど、うーんと力の限り押しても引いても開かず、
毎日今日は開くかなと恐怖です。

恐怖と言えば、この畑の家、私の家ではありません。花を作るために農協に世話してもらって
私の友人が買った農地に建っている家です。昔ながらの農家の造りだから、冬は寒くて
住みたくないので今は無人。家主は東京にいます。春、花を作る時期になったら戻ってきます。
無人なんだけど、天井でドタバタドタバタ音がするのですよ。何が住みついているのか。
ハクビシンだろう、と友人は言うのですが、ハクビシンって人家の天井に住むのかしら。

それと雪の足跡。誰もいない広ーい畑に降り積もった雪は今は50センチくらい。白い絨毯のようです。
きれいといえばきれいなんだけど、誰も来ないはずの雪の上に入り乱れたたくさんの足跡が。。。

その足跡を見る度に何だろうなあ、と思います。猫の足跡は小さくて丸いからすぐにわかるのですが、
あとが分からない。タヌキなんだろうか、狐なんだろうか、前が2本で後ろが大きな丸い足跡はうさぎ?
そして今日は、どう考えてもなんだかわからない巨大な足跡を見つけました。
なんだろう。熊? マイナス10度で熊がいるわけないか。
私が毎日畑の家に行くのは夕方5時過ぎ。暮れかけたシーンと音のない雪の畑の中で、想像が
つかない動物の足跡を見つけると、急に怖くなって逃げ出したくなります。

自然が好きとか、まあそんなふうなことをいつも思っていても、ほんとの自然や動物の世界に、
近づき過ぎると、やっぱり怖くなるのかもしれない。

夕方、買い物に行ったスーパーでよっちゃんとバッタリ。
「おれんち大変ですよー。水道管が凍っちゃって、あっちが破れたり、こっちが破れたり。Y君ちみたいに
なっちゃいましたよー」
ええッ、そりゃ大変だ。
「仮設住宅みたいだね。仮設住宅も床下の水道管が凍っちゃって水が出ないんだってよ。
今水道管をカバーで覆う工事をやっていて、全部終わるのが来月の半ばだって」
来月の半ばって3中旬じゃないですか。あははは、と笑って別れて帰宅。

 

夜は手拭いのデザインをK氏と決定。
Kさんのデザインによるものですが、白鳥と梅、秋刀魚、赤なんばん、南三陸名物の魚ダンゴウオ
わかめ、全部宮城の名物、産物(白鳥は飛んで来るだけだけど)です。これを手拭いに作り、秋刀魚
の鉢巻をしっかと締めて東北復興イベントに臨みたい!と思っているのですが。

というより何より東北の名物や産物をデザインすることの楽しいこと。これまで知らなかった
新しい楽しみを見つけて嬉しいです。

 

 

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