小笠原先生 ひとりで家で死ねますか

ゆうべの発熱を抗生剤と解熱剤でどうにか抑え付け、朝のお餅仕事はどうにか普通どおりこなしました。
お昼には友人と会うため再度道の駅へ。

道の駅で開催中の催事で物販中の会社の関連者であるご主人と共にみえたのだけれど、車を降りてからは
単独行動なのだそうです。ではではとレストランで食事をし、ゆっくりとおしゃべりしました。

どんな形でも来てくれると嬉しい。                                                松山から2か月間溜めた新聞紙を持ってきてくれたのでした。ありがとう!!

 

戻って午後は、以前に頼まれていた「みやぎ在宅支援ドクターネット講演会」の会場に夫とともに向かいました。

講演は日本在宅ホスピス協会長、岐阜県の小笠原内科の院長先生、小笠原文雄先生。
演題は「小笠原先生、ひとりで家で死ねますか」

この題名は『おひとりさまの老後』の著者である上野千鶴子氏(東大名誉教授、社会学者)と文雄先生の対談で構成された新刊の本の題名です。
上野千鶴子氏の著書は数々あるけど、とうとうここに行き付かれたか、の感あり。

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会場入り口で本を見つけて、なくならないうちにと1冊購入。

今日の私たちのお役目は文雄先生と看護師さんがたにお土産をお渡しすることです。
この役目があるので、今日は絶対に寝込むというわけにはいきませんでした。

長時間の講演を全部聴くのは夫の体力的にはちょっと無理が生じるのではないかと思われ、お願いして
最後のほうのみ参加、ということにして頂きました。

なんで「オレが呼ばれたのかさっぱり解からん」と言いつつ、会場の席についた夫と私、先生のお話を
わずかな時間に聴いただけなのに即刻引き込まれました。

えーッ、日本の医療ってそんなふうになっていくの!?
えーーッ、在宅ケアって、先生は少なくてもできるんだ! 人と人のネットワークなんだ!
海山ネットと同じじゃないか。
えーーッ、死にそうになっても先生、先生、と大慌てしなくてもいいようになってるんだ!
えーーッ!!

目からウロコ、耳からウロコの連続。

このお話は両親の介護中に聞きたかったですねえ。
さすれば亡くなった後であんなに後悔しなくてもよかったかもしれない、と今思います。

さて、お土産渡す時間が来て、来るまでは「さっぱり解からん」と不承不承の様子を見せていた夫が、さっさと立ってマイクを持ち、「私はガンを持ってます。でも痛くなく動けるので仕事をしています。先生へ自分で作ったお土産を持って来ました」とご挨拶。
あや屋のアラレとよっちゃんなんばん入り新聞バッグセットをお渡しして大役を終えました。

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新聞バッグセット、聴衆のみなさんが珍しげに見ていってくれます。

クリニックからお声がかかった時はびっくりしたけど、行ってよかった。そして新聞バッグセットをお土産に
お渡しできたことも嬉しかった。

三浦ドクター、そして大石mgr.
お世話になりました。楽しかったし、良いお話しでした。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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