たまたまですが、テレビでチベットで作っているフェルトシューズというのを見ました。
会社になっていて、社長は女性。そのシューズの可愛いこと、可愛いこと!!。大人用も子供用もブーツも
色とりどり、デザインもバラエティに富んでいてとても素敵。私も一足でも2足でもほしい。
その社長さんが言うには、そのフェルトのシューズは手縫いの工房で作られていて、各地から来てそこで
シューズ作りを学んだ女性たちは、自分の場所に戻ってそこで工房を開く。そうして雇用の機会のない
チベットの女性たちに雇用の場を作っているそうです。
始まりはノルウエーのNGOで、NGOがそこから離れた後には、ノルウエーからデザイナーが来て色やデザイン
の指導をした。ということでした。
一針一針手で刺した人の手の温もりが感じられる、それでいて洗練された色、デザインのシューズなので
人気が高く、今は世界各地から注文が来ています、との社長の言葉。
チベットの草原で少数の羊を飼って生計をたてていた男性は、シューズのおかげで何倍もの羊を飼えるように
なった、と喜んでました。また女性たちが働く工房も手で縫ったり刺繍をしたりするだけではなく、羊毛の毛を
重ねて石鹸水をふりかけて作るフェルト作りの仕事も増えるので、雇用を生むという意味では非常に成功している
例なんだろうな、と思えました。
うーん、チベットのフェルトシューズは、実に判り易い!!
新聞バッグとは全然違う。
新聞バッグは、一生懸命に右往左往していても、時折り何をしてるんだかわからくなるもの。
何かの役に立ってるの?とか・・・。
昨日は、友人のKさんが設定してくださった新聞バッグ体験教室でした。体験参加者は、以前に一度
海山の話をするということで、私をお招きくださった司法関係でお仕事されているご婦人方です。
海山代表よっちゃんが奮起して今年から新聞バッグ体験教室をオープンさせることにしました。お教室の場所は
古川の隣町美里町の写真スタジオです。体験教室は2月24日から始まりますが、先駆けて天窓から光が
さんさんと差し込むスタジオでやらせていただくことになりました。
まず始まりはよっちゃん代表の挨拶と海山のお話しから。
そして次が、私omochiのこの前の話のつづき、ということですが、前はどこまで話したっけ?というようなものです。
前回お話ししたのは、海山が始まって12月までの始まりの年のできごとでした。
今回はその続きの2年目にどんなことが起こり、どんな活動をしてきたか。
昨日の次には今日がある、というような、日を追い、起こってくる出来事を追う活動の日々ですが、こうして
1年2年と分けると、自分でも何をしてきたのか解かり易い。
そしていよいよ3年目です。何をするのか、どうするのか。 海の手山の手の話をするという、こんな機会を与えられると、思わず大真面目に3年目と向き合う姿勢になります。でも答えなんてそんなに解かり易く出るものじゃない。まだ途上なんだもの。
お昼はよっちゃん丼を所望して頂きました。よっちゃん、みっちゃん夫妻は寒い戸外でか細く風に揺れる
ガスの火相手に大奮闘。
17人分もつくるのだから大変だったと思います。でも美味しかった。家に帰ってもう一回作ってみました。
豚肉をよっちゃん農場主要商品よっちゃんなんばんに浸けこみ、片栗粉をまぶして油で炒めて、ご飯に
千切りキャベツを乗せた上にのっけて食べるという簡単料理ですがおいしいよ!
よっちゃん夫妻はガスの大釜も持ってきてよっちゃん米を炊いてくれました。
楽しそうにいくつもいくつも作っている方もいました。
よーく見ると新聞というのは、記事見るだけではなくて素晴らしいです。ほんと! そう思う。
素敵な広告とかとっておきたい写真とかあったら捨てないでとっといてください。いつかどこかで新聞バッグづくりと
出会った時作ってみたくなるかもしれないから。捨てたらもったいないですよ!
フェルトの話は面白いですね。素材の生産、加工、お洒落に仕上がっていくまでの過程が全部手仕事でほんとにわかりやすいです。
「海山ネットのそれから講話&新聞バッグ作り講習会」を開催させていただきましたが参加者からとても好評でした。「お話を聴く」ことと「実習」を組み合わせると理解も深まり満足度が高くなるようです。
今度は「参加者と意見交換」の時間もあると良いかもしれませんね。また、考えてみます。