鶴岡市(藤沢周平の世界、海坂藩)へ

昨日から今日は雪は降らず、夜は冷えるけれど日中はプラスの暖かさ。
暖かいといってもプラス1、2度で風は強い。

でも雪は明日まで降らなさそうなので前回、新庄まで行ってその先を諦めた鶴岡まで行ってみました。
新庄から先には、山も川も美しい最上峡があります。厳寒の時期の最上峡を見てみたい。

「五月雨を集めてはやし最上川」と芭蕉が詠んだ最上峡は山形県戸沢村を流れる船下りができる大きな川。
紅葉の時期に船で下った時の美しさは格別でした。この時期の雪景色の川はどうだろうと、楽しみにして
行ったところが、川沿いのガードレールにのっかった2メーター近い積雪が邪魔をして、川面は全然見えない。

戸沢村の道の駅「とざわ」モモカミの里高麗館
道の駅には珍しく韓国の産品を売っています。雪に埋もれたここの食堂のチジミは大変おいしいです。

道の駅「とざわ」から見下ろす最上川。

乗船場まで来てやっと除雪した雪の山の間から最上川を見ることができました。

最上峡も終わりに近づくと広々と全面を真っ白い雪に覆われた庄内平野に入ります。

庄内平野の風車。
冬以外なら遠く鳥海山を望めるはずなのですが高い山なので空も山も合わさって白一色。何も見えません。
同じ理由で逆方向に聳えるはずの月山も全く見えない。残念です。

いよいよ鶴岡にやってきました。

たくさん読んだ藤沢周平が描く海坂藩の城下町。

今日の目的は出荷組合自主営業でありながら、たくさんの楽しいイベントを月1回くらいも催し、100数十名の
組合員が切磋琢磨して新商品開発に臨む産直シャッキトを見ること。
いかに品数が多い産直シャキットと言えど、さすがに冬で、野菜棚はガランとしています。切花はたくさん並んでいて
感心しました。こんなに雪だらけなのに、よくこれだけの花を作られるものだと。

でもやっぱり面白い。生鮮は少ないけれども加工や乾燥ものなど、こんなものまで、と思うようなものまで並んで
いて大変参考になり刺激を受けました。直売で6000円も買うなんて、ざらにはないことだけど買っちゃいましたよ。
面白くて。こんな直売所になりたいものです。

 

帰りはついでに鳴子温泉郷の裏側の山にある上野々スキー場まで見聞に。
ファミリースキー場といわれるなだらかな傾斜の広--いゲレンデではお父さんと小さな子供がソリ遊び中。

ワッハッハハッと笑いながら滑り降りるお父さんが楽しそう!

私もうちの4歳を連れて来よう。

ついでに秋から行っていない潟沼にも行ってみようと試みましたが、除雪は途中までで雪に阻まれました。

私の隠れ家喫茶店。春、暖かくなるまでお休み中です。

今日も楽しい1日でした。雪は時々しか降らなかった。

もう1個所行きたいところがあります。横手です。「かまくら」を見てみたい。
そして、春になったら、北前船で運ばれてきた酒田のお雛様を見てみたいなあ、と思っています。

 

 

 

 

 

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