着物

昨日は仙台での会議で1日が終わってしまったので、今日は15日からの世田谷ボロ市で
販売をお願いする新聞バッグや布小物を送り出さなければならない。と一日の時間割を
考えているところに、手拭いの絵をお願いした方のお兄さんご夫婦と食品スーパーで
バッタリ遭遇。思わず長時間ミーティングになる。

奥様は以前から私がお願いしていた、手芸の先生を探してくださったそうで明日仙台から
ご夫婦でお見えになるとのこと。私もお目にかかることにして、急ぎ事務所で保管している
布地の点検へ。ちょっと見ない間にまた着物が増えている気がする。よっちゃん農場が
持ってきたのかな。

これまで送っていただいた布地、反物、帯地、着物などなど見ていると、今日本には
どれだけの着ない着物が女性たちのもとで保管されているのだろう、と想像してしまう。
天文学的数字じゃないだろうか。まったく着物を着ない、この先も着るあてのない私でさえも
若い時からの着物を数えあげれば数枚ではきかない。亡くなった母の着物も手つかずで
あるし、結婚した娘の着物もそのままだ。

こういうのをどうにかしてなんとかならないのかしら。
復興に役立たない? 着物地のスリッパというのも見たよ。わんちゃん、ネコちゃんの
着物地のお洋服というのもあるんだって。
一日世田谷ボロ市用新聞バッグのラッピングに余念がないメンバーのKに言うと、「着物
地のまんま売ったらいいんじゃないんですか」とバッサリ。

海山ネットの一連の活動の中で思うのは、中間の作業の大変なこと。着物地でリメイク
されたお洋服は素敵だけれど、作ったら?とよく人には言われるけれど、中間のほどいて
洗ってという手間のところで必ずひっかかる。誰がやるのか。
一部南三陸に送ってほどいて洗ってをお願いしたけれど、安い手間賃に気がひける。
とはいえ、海山ネットもお金がないのです。

今日は南方仮設住宅で立ち上げられたNPO代表のUさんに、手芸教室を開いたら来たい
人いるかしら、と尋ねてみました。声をかけてみるわ、とのこと。
明日先生に、効率的に着物を活用するには、とご相談してみましょう。経験豊かな先生の
お考えで、着物や布や帯が、仮設の人たちの手によって、新しい価値のある品物に生まれ
変わったら素晴らしいですよねえ。
世田谷ボロ市用大きなダンボール箱が2個出来上がって、ヤマトに運んで今日の海山
の仕事は終了。

東京のみなさま、15日16日には是非世田谷ボロ市、NPOリブ・フォー・ライフ(本田)美奈子
基金のブースまでおでかけくださいね。

 

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