実りの秋

毎日暑くて真夏の気温ですが、お米はしっかりと実りました。

そろそろ稲刈りです。早いうちではスマッコ(隅っこ)刈りが始まりました。

遥かに鳴子の山々を望みます。その向こうは山形です。ツヤヒメの産地。その向こうは日本海。

町はこんなふうに低い里山に囲まれています。
豊作かな? 色は真っ黄っ黄ですごくきれい!
今年は雨が降らないのでまっすぐ立ってます。これで雨が降ったら重みで寝倒れてしまうのだけど、今年は
それがない。

ここはササニシキ発祥の地、ササニシキ、ヒトメボレ、ツヤヒメ、その他いろいろ。
東北のお米はほんと、美味しいです。魚沼コシヒカリのようにもっちりではなく、ちょっともっちりが入っているけど、
さっぱりとして噛めばお米の味が甘く感じられます。私はササニシキファンです。

福岡の友人たちも宮城米のファンになって、食べ比べてますが、ササニシキが人気があります。

反対側の里山の連なり。47号線を望みます。

こちらに来て、「今どんなお米好き?」「前はどんなお米食べてたの?」と聞かれることがあります。
ここのお米はどれもおいしいです。古米でも冷えたご飯でもおいしい。おかずなんかなくても梅干し、
漬物で充分食べられます。ご飯がおいしいから。

版画家の岡澤さんは以前は玄米のみ食べてたのに、ここに来てから宮城のお米大好きになりました。

 

前はどんなお米を食べてたか、というと、都会にいる間はずーっと値段でお米を食べてました。
3000円以下では美味しくないのじゃない?
4000円以上だったら間違いない、とかね。友人たちとお金でお米の値踏みしてた。

お米だけではなくて炊飯器もある程度値段が張るものがご飯がおいしく炊けるのだろう、と思ってました。
でも全然関係ない。今は近所のスーパーで買った一番安くて小さい炊飯器でご飯を炊いてますが、
変わりなく美味しく炊けます。

 

こうして黄金色に染まった田園風景を見ていると、お米こそが命の源だと思えてきます。
お米を食べて、田んぼを失くさないようにしよう。この風景を見ていると、東北は日本の食糧庫だ、
と思わせられます。

そしてこっちでは、大変な暑さの中、パンジーもビオラも苦戦を強いられています。

ハボタンもここまでなりました。

温度が高かったら色が出ないけれど、、それでもどの苗もがんばってここまで大きくなりました。
パンジーもビオラももうパラパラと咲いてます。
でもまだこれからが栽培の本番です。市場に良い苗出せるようにがんばります。

 

 

 

 

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