福岡と世田谷ボロ市

夏以来久しぶりで郷里福岡へ行ってきました。

大震災以来福岡の友人たちからはほんとうにたくさんのご支援をいただいています。今回の福岡行きは海の手山の手ネットワークの用事ではなく、私の学校時代からの親友のご主人の病気見舞いでした。が、なんと福岡の目ぬき通りのお洒落なお店で大きなお仕事をいただくことになったのです。

人と人とのご縁というのは何の脈絡もなくこんな風に始まるのかと驚いてしまいます。たまたま通りかかった素敵な和装のお店で経営者の方とお話ししました。マカロンとか匂い袋とか布地の組み合わせが美しい小さながま口や色の美しい和手拭いなどが並べられた店内で、経営者のFさんは裁縫仕事をなさってました。ピンクがかった藤色の小さい格子柄の上っ張り姿で。デニムの上っ張りもあります。ちょっとお値段は張りますが、とても着やすそうでお洒落で動きやすそうで私も欲しくなりました。でも注文がいっぱいで全部予約済みなのだそうです。

「宮城から来ました」と少しお話する中で、そのお店の縫物仕事を南三陸の海の手さんにやらせていただくことになったのです。きのうは早速歌津の小野寺さんに会って、新しい仕事の話をしました。制服を縫っていたという元縫製工場勤務だった海の手メンバーは作務衣も縫ったことがあるそうです。よかった!!

こんなふうにして、まだ東北のお仕事状況が整わない間は、東北以外のところで、被災した方々のスキルを利用していただけたらとてもありがたいですね。

 

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