学ぶ

朝、目覚めたらまたこれ!

うんざり。もう雪たくさん!

だいぶ迷って、行くしかないと諦めて朝作ったお餅を持って道の駅へ。
このお天気では売れませんが、売り場の賑わいに・・・。

家を出てみれば、ホワイトアウトはなかったので、一安心。
この冬はこんな雪が何度も降るのかもしれません。
ここに移住して来たとき、寒さに怯えて東京で購入した私にしては高価なダウンコート。
あまり着ることもなかったのに、まさか17年も経って引っ張り出して着ることになろうとは。
毎日このコートで寒さを凌いでおります。

 

喫茶パーシモンで、お客様に出すケーキを作る相談をしました。
オーナー夫妻の自宅は岩手県一関。
材料費を低く抑えるために、自宅近辺が産地のりんごを使うとすればアップルパイ。

以前アップルパイをたくさん焼いていた、本職は家具職人だけれど土曜日曜は蕎麦屋、
蕎麦打ちの間にはプリンやお菓子も作る週末蕎麦屋のハガさんに先生を依頼することに。

ええーっ、オレが~、と言いながらも承諾を得て、とある1日パイ作りにみんなで挑戦。
その日用事ができた私は味見役。
先生は道具まで持ちこんできて、アップルパイのみならずマフィンまで作ってくれました。

ここがきっかけでマフィン作りに火がついたオサム君。
カレー作りが好きで、スパイス大好きで、愛用の分厚いスパイス辞典を持ち歩くオサム君は
仕事が休みの1日、果物、野菜、スパイシーマフィンを試作。
練り方とか、固さとか、種々納得できない部分はあるようですが、たくさんのマフィンを
焼き上げました。

みんなで食べてしまうのはもったいないので、不納得部分を消化するために、三本木の
パンレストラン「青い虹」のオーナー、ジュンコさんのところへマフィンともどもオサム君
を連れて訪問。

長年上質のパン一筋に焼いてきたジュンコさんはパンも焼けばお菓子も焼く、小麦粉使い
のプロフェッショナルです。
マフィンに向き合う若いオサム君の真剣さを見て、共にパンを焼く息子さんと一緒に
粉のこと、野菜のこと、スパイスのこと、たくさんのヒントを与えてくれました。
頂いた小麦粉を使って、ここで焼いていいよ、と言われたガスオーブンを使って、オサム君は
きっと、自分が最も気に入ったマフィンを作っていくのだと思います。

私がマフィンよりも気になったのは、ジュンコさんが「コーヒーにはきっと合うと思う」と
作り始めたお饅頭。前回会った時には、和菓子職人のお客様から習得中だという餡子作りの
最中だったのだけれど、今回は見事なお饅頭になってました。

私もお饅頭を作りたい。
和菓子職人さんは80歳くらいだというから私もまだ習い覚えられるかも。
捜しました、見つけました。和菓子の教室。
4月から1年間和菓子を学びます。学んで美味しい餡子でお饅頭やら桜餅やらを作りたい。
夏になったら岩出山中にある竹を器にして冷菓を作ってみたい。

7年間新聞バッグをやってて、とてもできなかったけれど、新聞バッグが落ち着いてきたら
やりたいことがもろもろ出てきました。

作りたいって有難いものです。元気がでるから。