動画・新聞バッグの作り方

9月の終わりから10月下旬にかけて、身内が亡くなったり、時を同じくして私の郷里福岡
から親戚部隊が東北の紅葉見物にやってきたりで、ジタバタすること約2週間。

ようやっと通常の生活が戻ってきて、昨日くらいから溜まった雑用仕事を片付け始めました。

新聞バッグ仕事もみっつくらい重なっていて、そのひとつが高知県で行われる全国新聞バッグ
コンクールへの参加。
海山でも東北新聞バッグとして何度か出品してきましたが、今年は趣向を変えて、新聞バッグ
の講習をした先の方々に参加してもらうことにしました。

海の手山の手ネットワーク滋賀チームと海の手山の手ネットワーク高知チーム。
滋賀チームの代表は㈱ウルズの角川社長にやって頂いて、高知チーム代表は高知大学の佐藤先生。
それぞれに初めてお会いしてからの物語があります。

滋賀県のほうでは皆さん楽しんでバンバン作られているようだけど、高知チームでは作り方
が怪しくなっているという連絡をもらい、どうやって作り方の指導を安定させるか、という相談をしました。
そこで思いついたのが動画。
遠隔地へ口で説明するのはとても難しいので、今の世の中、もっとも利用されているIT機器を使うのは
どうだろう、と。

場所は喫茶パーシモンをお借りして、モデルは上條さん、カメラの協力者はオサム君。

「ちょっと待って、ちょっと待って、今のは言い方がまずかった」とカメラを止めること数度。
店内に流れるジャズをバックミュージックに、傍らの話声やカチャカチャと鳴るコーヒーカップの音
なども混じえながら、海山初の新聞バッグ作りの動画が出来上がりました。

その後オサム君に編集してもらって携帯で見てみたら、これは大変にわかり易い。

これに英語の文字を載せたら、英語版もできるね、とモチベーション上がりました。

そして10月第2火曜日の夜は、定例カレーの集いの2回目。
持ち回りの俄かコックがカレーを作ってみんなで食べる、というだけの集まりではなく、カレーを
食べながら、自分たちが住む町のことを考えましょうよ、という集い。

2回目のカレー制作者、野田さんのメニューはドライカレー。
2時頃からパーシモンの厨房でキャベツを切ったり鉄鍋で炒めたり、熱心に務めを果たしていました。
第1回目同様、会場のカガモクさんで野田さんがプレゼンするのは鳴子温泉を元気にするブレスト。
ブレインストーミング、略してブレスととは集まった者でアイデアを出し合う、新しい形の会議の方法だとのこと。

聞いたことがない言葉で、何がどうなるのかよくわからないけれど、古川から岩出山、川渡温泉に
鳴子温泉、県境を越えて山形県の最上町まで、それぞれの土地から来て集う者たちが、温泉を
元気にするアイデアを飾らず恐れず出してもいいよ、ということのようです。

実践に向けてまたみんなでアイデアを出し合うというもの面白い。
ブレストではなくても、古くから日本には「3人寄れば文殊の知恵」という言葉があるのだから。

それにしても日々のお天気の悪いこと! 困ってしまいます。
稲刈りは終わらないし、農作業は大変だし、紅葉シーズンだというのに意気上がりません。
明日は晴れますように。。。