こけし作家さんデビユー

今日は雨。

春のお天気は雪だったり雨だったり目まぐるしくて、寒暖差にやられたのか珍しく体調不良。

朝一で、道の駅のHP用だかの写真撮影で農産直売所に役員召集。

動いていないようであっても毎日あそこここで、目まぐるしくコトは動いてゆきます。

これから文化事業にも取り組もうとする道の駅は、4月から新聞バッグワークショップや英会話

講座などを準備中。無論私も参加しますが、どのように花開くか楽しみです。

 

松井美緒さん。

昨年の秋に南三陸で新聞バッグの作り方を覚えてくださった美緒さんは、楽天イーグルスの

松井稼頭央選手の奥様で、ご自身がモデルさんでもあります。

もの凄いがんばり屋さんで、秋に初めてお会いした時には、石巻マラソンに初出場した直後。

マラソンを始めてまだ数ヶ月。なのに今は毎日3時間以上走ってます、と聞いて、よくは知らない

マラソンなのに、思わす「がんばり過ぎではないですか」と留めたくなったほどでした。

 

美緒さんの更なる目標は京都マラソン。

フルマラソンに出場し、時間内に完走すると聞いてびっくり。

そうしたらほんとうに今年2月、フルマラソンに出場し、ゴール2キロ前で肉離れを起こしながらも

時間内に完走された、と聞いて驚き、言ったことは本当に実行してしまうその精神力の強さに

驚嘆しました。

普通ではやれない、というよりやろう、と思わないでしょう。

いかにもスポーツウーマンという外観ならまだしも、美緒さんはまったくそんな風ではなくて、

モデルさんらしく華奢で小柄で美しい二人のお子さんを子育て中のお母さん。

 

野球選手の奥様としてもフル回転の日常でしょうに、その美緒さんが東北とのご縁で、作って

おられるのがコケシ。

秋の石巻マラソン後に南三陸で習い覚えて作った80枚の新聞バッグに、美緒さんデザインの

コケシ80個を入れて東京でのイベントで販売するという話を聴き、最初にそのコケシを見せて

もらった時にはその斬新さに度肝を抜かれました。

こんなコケシ見たことない。こういうコケシもあるのか、と驚いたものでしたが、鳴子という古くからの

伝統こけしが伝わるこの場所で、見る人の反応は意外にも「かわいいー!」だとか「あらっ、素敵!」

だとかの好意的な言葉ばかり.。

伝統こけしは伝統こけしとして大切なものではあるけれども、新たな感覚で作られたコケシもまた

今の洋風な感覚の部屋とか暮し方に、置き易い、プレゼントにし易い、などという受け入れられ方

があるのかもしれない、と納得しました。

 

その美緒さんが作ったコケシが、この度、道の駅でデビューすることになりました。

新人作家さんのデビューでもあります。

以前に見せてもらったコケシに加えてまた新しいコケシも出現の模様。

どんなコケシが現れるのか楽しみです。  きっとまたびっくりするだろうなあ!