一作日は雨。
その雨の中、盛岡から高速を飛ばして岩手の酒蔵メーカー、「わしの尾酒蔵」の社長トモさんと岩手日報の
社員アキさんが、岩出山の私たちのところまで新聞バッグの作り方を習いに来られました。
雨が昼ごろから強まって心配していたけれども無事到着。道の駅の裏の地区館に会場を作って講座開始。
トモさんとアキさんは、ここで習った新聞バッグの作り方を戻って社員の方などに教え、10月1日のお酒
の日までにたくさんの新聞バッグを作り、お客様に差し上げるお酒をそのバッグに入れるのだとのこと。
であれば、絶対に底が抜けない丈夫な新聞バッグを作ることが必須。
お二人ともがんばって何個も作りしっかり覚えて帰られました。
お酒に日に行われるきき酒大会に出場を申し込んだ海山のために、お酒を頂きました。これから月末までの
間に私たち5人はちびちびお酒を飲んでお酒の味がわかる練習に励むべっちゃ。
そして昨日21日は、孫の学校で祖父母参観。
祖父母参観というのはこういう田舎でしかやれない学校行事だね、きっと。
都会ではおじいちゃんおばあちゃんは大抵別に暮らしているので、成り立ちません。
体育館で生徒、おじいちゃんおばあちゃんが集まって、今日の場の担当のお母さんたちが子供たちと一緒に
準備してくれた生徒たちが栽培した野菜で作ったカレーを食べさせてもらいます。
カレー作りは学年に合わせて作業が違っているらしく、わが孫2年生の担当はじゃがいもの皮剝き。
みんな家から持参したご飯にカレーをかけてもらう仕組みになっていますが、私はご飯を持ってくるのを忘れた。
忘れたというより、そんなことは全く思いもしなくて、恥ずかしいことにご飯を頂くことになりました。
ご飯をもらうようなドジなおばあさんはたぶん私一人だったに違いない。
「おばあちゃんは毎日ごはんを作ってくれます。おばあちゃんのご飯は美味しいです。おばあちゃん、ありがとう」
敬老の日に相応しい、高学年の生徒に読み上げられる作文を聞きながら、うちの孫なら私のことをどんなふうに
書くだろう。
「うちのおばあちゃんはお餅を作っています。その他に新聞バッグも作っています。いつもうちにいません。
ご飯はあまり作らないので、ママが時々ご飯をあげます」などと孫の作文を想像しながら忸怩たる思い。
カレーをご馳走になった後は、教室に移って授業の参観をしたり、子供と一緒のお楽しみタイム。
幼稚園の参観のときから感じていたのだけれど、ここの子供たちは自由奔放というか、ほんとに縛りがなくて
明るくて元気がいい。生徒の数が少ないので(全校で50人未満)、それぞれがそれぞれの性格、行動を
熟知していて、毎日泣いていようが怒っていようが乱暴だろうが、その子はそんな子だと理解されてる印象
を受けます。
2年生9人、3年生5人、合わせて14人の教室はこんなに広くて、子供たちは跳んだり撥ねたり転がったり。
私も仲間に入れてもらって楽しい一時間を過ごしました。
そして今日はまた雨。けっこう強く降ってます。
古川のNPO事務局のジュンコさんから「譲ってもらった花の乾燥がうまくいって、とても綺麗な色に仕上がりました。
今日開催されるグリーンエネルギーシンポジュウムの会場に飾ったから見てください」という電話を頂いて、午後か
ら会場の市民会会館へ。
グリーンエネルギーというのは、電気に代わる自然のエネルギーをどう作り、どう使うか、というシンポジュウムで
大崎市での実行事例は豊富な温泉地熱を利用するもの。ジュンコさんが使ったのは、かつて私が花を共に栽培
した花のおじさんが育てた花で、その花を温泉熱で乾燥させた出来上がり具合はとても気になります。
うまくいくならこれから是非利用させてもらって、花の新たな展望を開きたい。
ひとつ問題発覚。
短時間での乾燥は色落ちせずカラリと元の花色まんまに見事なドライフラワーに仕上がっているけれど、
会場に置いたら会場の湿気を吸ってしまってなんとなくドヨーン傾向。ピンと上を向いていた花が俯き気味。
なかなかうまくいかないもんですなあ。課題多々。
ひとつひとつ解決しようと工夫をするので、毎日が楽しく生きられているような。そんな気がします。