大崎市のNPOくーらす「移住促進センター」の事業で、農業女子体験ツアーの女子たちが岩出山にやってきました。
農業を体験してみたいと参加くださったのは、仙台や古川在住の女性たち10名。その他クーラススタッフや
旅行を企画されている仙台リビング社スタッフなど、一行20名ほど。
せっかく岩出山に農業体験に来られるからには、生産の場を体験するだけではなく、生産したものを販売する
道の駅や直売所の仕組まで見て頂こうと、道の駅、直売所も協力しての体験交流ツアーとなりました。
道の駅に到着後は、道の駅社長や直売所の管理担当部長の説明を聞いて頂きます。
お天気どうなるか、と一番心配だったのですが、どうにか降らないでくれてうす曇り状態。
今日1日雨が降らないことを祈りつつ・・・。
ご挨拶や道の駅の説明が済んだ後、社長から皆さんへのお土産&プレゼントは、愛らしいアイスボックスに
入ったロイズチョコレート。この夏、あ・ら・伊達な道の駅だけで限定販売している佐藤梅農場の梅液が入った
トリュフ。濃厚です。梅農場には本日最後に行く予定になっています。
直売所、バーコードを作るバックヤードなど見て、店内をじっくり見て回り、お買い物が終った後は、
倉本聰氏の演劇「屋根」で俳優さんたちのご飯を作って大活躍した農家のお母さんたちが待つ、
岩出山ゴールデン食堂で昼食。
食堂と言っても通常営業ではありません。よっちゃんが作った立派な看板を見て、ホンモノと思い「何か食べ
られますか」と見えたお客様もあったけど、こういう特別の時だけ集結して得意料理の腕を振るう1日だけの食堂。
決まった場所に食堂があるのではなくて、決められた場所に看板と品書きを持って参上というスタイル。
今日の食堂は道の駅直売所でご飯ものを作って出しているタキイさんち。りっぱなおうちでりっぱなお座敷です。
よっちゃん手書きの今日のお品書きが凄い!!素晴らしい!!
これ見るだけで美味しそうで食べたくなるじゃないですか。
私もちょっとは作ったんだけど、みそっかすなので載ってません。
「屋根」の時も豪快だったけど、今回も豪快。
たぶんゴールデンのお母さんたちはちょっぴり料理なんてのは発想にないのだと思う。
農家のお母さんたちの経験に裏付けられた明るい太っ腹なお話とゴールデンお昼ご飯を堪能した後は
個別に分かれて農家体験に向かいます。
トキちゃんちは漬物加工と切り花と野菜収穫、草とり体験、ゆーじ君ちは野菜、よっちゃんと地鶏のたまごやさんち
では卵スイーツか卵とりか。花農家の加代ちゃんちは切り花の切り取りとか、由美さんと私んちでは、さつまいも
植えとラベンダーの草取りと花の寄せ植えとか、それぞれの農場でやってほしいことをやってもらおうと思っています。
ラベンダーの草とりをして、自分で鍬を持って畑の畝を立て、さつまいもを植えました。
その後は山本農園で花壇苗の寄せ植え。持って帰ってもいいけれど、うまくできたと思ったら直売所で
販売してもかまいません。生産するだけではなく販売することも農業体験では重要なことだから。
最後は行ったところの収穫物を携えて佐藤梅農場に集結。
ここではもう収穫も終盤戦の梅もぎを体験します。
「下に落ちてるのは拾わなくていいから。木になっているのを採ってください」
梅農場3代目宗一専務の指導のもと、皆さん、重いだろうに袋いっぱいの梅を収穫しました。
私もおこぼれに与ってどっさり青梅を頂きました。
今日の体験が良い印象を残して、また岩出山を訪問してくれますように。
それを願って、楽しかった今日の農業女子体験は終了しました。