ホストファミリー第2弾

今日はラオスからのお客様を迎える日。

私はお餅仕事の後は、新聞バッグを受け取りに鳴子温泉のたまごやさんへ。

その間に娘が、今日から2泊3日でホームステイするラオスの女子大生、ミューちゃんとサイちゃんの

ためにお買い物に行ってくれました。

食べ物のほかにどんなお買い物をするのかなあ、と思っていたら、戻ってきて二人のラオガールズの

ために整えてくれたお部屋のかわいいこと、素敵なこと!普段はそっけない2階の部屋が、お花もベッドカバーも

クッションも灯りも全部いかにも女の子が喜びそうなお部屋になってました。

私はそういうのはほんとにようせんので、実にありがたいです。

 

夕刻間近の雨がパラつく中、吉野記念館へラオガールズのお迎えに。

今回は前回に較べて半分の人数。ラオスの大学生20人ほどを8軒のホストファミリー宅で預かるという

ことになっているようです。

いろんな注意事項などのお話があって、いざ対面式に。

うちに来てくれるのは、ビエンチャンの大学に通う法律を勉強中の女子大生。

22歳のミューちゃんと20歳のサイちゃん。男のほうがだいぶ多いけれど、男の子も女の子も顔が合えば

にっこり微笑んでお辞儀をしてくれます。なんだかとても柔らかい。

言葉はゆっくりとしたテンポで聞こえ、アメリカなどとはほんとに全く違う素朴なやさしい雰囲気です。

ホストファミリー、これで2度目だけれど、感激してきた。国が違えばこんなに違うのかと。

サイちゃんもミューちゃんも他の女の子も黒い髪を三つ編みにしてまとめたヘアスタイルで、みんな同じ

深い青色の絹のような光沢のある裾周りに銀色の刺繍がある長めのスカートを履いてます。

触ってみたいような美しさ。触らせてもらったけどね。

テレビの旅番組で見ることがあるオレンジ色の袈裟姿の学生さんもいます。これもまた触ってみたい

ような美しい袈裟だけど、女の人はお世話をできないので男の方のホストファミリーが担当されるとか。

 

どんな食事を用意したらいいのか、と心配したけれど、

担当官からの「何が食べたいですかー? お寿司ですかー?」の質問に

はいはいはいと全員手を上げるような反応。

「ラーメン食べたいですかー?」

はいはいはい。

「温泉入りたいですかー?」

しーん。

 

帰宅して食事を終えると、流し台の前で押しくらまんじゅうのように二人にお手伝いしてもらって夜が更けて

ゆきます。明日は天気になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呻吟/出荷組合総会/ホストファミリー第2弾

雪。

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朝起きたら外は真っ白。2、3日前まで春のように暖かかったかと思うと昨日、一昨日は震えるように寒い、

という日が続いています。それでも2月なのです。ハウスの中では球根の芽が動いてる。フリースクールの

若者たちに来てもらって、ハウスで球根の分球の植え付け開始。3分の2で400ポット近くもあるんだけれど、

残り3分の1やったら何個になるんだろう。これ、売っていく自信全然ない。植えるのもしんどい。どーしよう。

 

「屋根」関連挨拶状の校正、推敲に呻吟していたここ数日。

集中できない家から離れて、喫茶店で居座らせてもらったりしてようやく終了しました。

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昨日も一昨日も「屋根」公演の際に使用する新聞バッグをめぐって、よっちゃん&黒田さんとミーティング。

こういうことって、ほんとに手間がかかって(頭も手間かかって)、疲れます。が、ここを楽しむことが大事なんだね。

 

そして今日は、年に一度の道の駅出荷組合の総会の日。

今年は「あ・ら・伊達な道の駅」がオープンして15周年。私がこの地に越してきたのが夏で、その翌年の春に道の駅

がオープンしたから、私にとっても道の駅の生産者になって15周年でもあります。

生まれてこの方一箇所に6年以上住んだことがない私が、同じ土地の同じ家に15年間住んだことも驚異なら、

それまで消費専門のサラリーマンの奥さん業から、59歳にして生まれて初めてモノを作る生産業に携わるように

なったのも驚異。

ほんとに人生わからんもんだ、というのが正直なところです。でも生産者になってほんとによかった。これまでお金で

モノを買うばかりで見えていなかったモノを作る側の世界を体感することができて、目からウロコの15年でした。

オープンから15年間毎日通い続けた道の駅は、ある意味私の第2の故郷と思える岩出山同様、私を育ててくれた

故郷のよう気がします。ここの町で生まれ育った生産者には道の駅に故郷を感じるなんて、「謎」でしょうけれど。

15年経てば生産者の平均年齢も家庭環境も社会の状況も変わります。変わっていくことを自覚し、変革への意識を

強く持たなければならない大切な15周年。今日は記念すべき総会の日です。

 

そして明日19日からはホストファミリー第2弾。

今度はアメリカではなくて東南アジアの国、ラオスから法律を学ぶ女子大生、サイちゃんとミュウちゃんが我が家に

きてくれます。ラオスの首都はビエンチャン。ラオスってどんな国なのでしょうね。話を聞くのがほんとに楽しみ。

ただ暖かいところから来るのだから、ここ寒いよねえ。明日娘が綿入れ半纏を買いに行ってくれるそう。

風邪をひかせないようにして帰さなければご両親に申し訳ないので、心してホストファミリーを楽しく全うします。