今年(2015年)の秋の特徴は、
紅葉の時期、毎日お天気が良い。おかげで道の駅のお客様が多い。お天気の良さは今日も続いていて、お客様
も多いけど自分も浮かれていて、高い青い空と辺りの紅葉の光景を見るとフラフラフラフラ散歩に出かけたくなる。
栗は例年になく豊作だったけれど、柿も大豊作。
道の駅直売所は柿だらけ。家々の軒下も軒並みたくさんの干し柿がぶら下がっています。柿の吊るし方もいろいろ
あって、今朝由美さんが昔は剥いた柿をそのまま細い竹に串刺しにして竹に紐をつけて何段にも吊るしたんだよ、
と教えてくれました。
そして海山は忙しかった。毎月ロイズ新聞バッグを送るという仕事はあるけれど、その他に「屋根」公演の実行委員
会立ち上げとか「海山マーケット」とかイベントがいろいろあってけっこうバタバタしました。
でもやっぱり忙しくても綺麗なところは見たい。ということで今が紅葉の見ごろという「有備館」へ。
大震災で潰れてやっと新装なった有備館ですが、まだ無料で開館中。お庭はタダで見られる。
私が有備館で好きなのは木。1715年に作庭された時に植樹されたという樹齢300年を越す木々は、電柱の
ように太くてがっしりしていて池の中まで自由奔放に枝を伸ばした姿は見惚れます。
樹齢300年の山桜
樹齢300年の百日紅
睡蓮の池には青いあやめのような花が・・。秋に咲くの?
昔の姿を取り戻した日本最古の学問所、有備館。
大震災後は訪れる人もなくて、お腹を空かしていた池の鯉は、今ではいっぱい餌をもらうからかでっかい鯉が
うようよ。水面の下の暗がりでは小さな鯉がハヤテのように動いています。
せっかくだから今日が紅葉見物の最後と岩出山の城址公園へ移動。
ここはイロハモミジが多いところだけれど、残念、モミジは終わってました。
岩出山城は仙台青葉城へ移る前の若き日の伊達政宗が17年間住んだ居城で、羽後街道と北羽前街道が
交差する要衝の山城。城跡に登ると江合川と元玉造郡岩出山町の街並みが四方ぐるりと眺められて、
「いいところに作ったもんだなあ」と感心します。
城跡を下った後は、町の花山太衛門さんで揚げまんじゅうを食べ、甘酒と豆乳紅茶を頂いて、今日の紅葉見物は
終了。
明日は孫のピアノレッスン、その後道の駅でお客様に「屋根」公演の広報をやります。その後終末は仙台市泉の
セルバで東北村イベントに参加。なるべくなら良いお天気が続きますように・・・。