サンマがきた。

10月18日の早朝、トントントンと勝手口の扉を叩く音がして、出てみたら外に立っているのはショーエイさん。

びっくりした~!!  ほんと、びっくりした。

ここにいるべきでない人、北海道でサンマ船に乗っているはずの人が突然現われたら、驚くわ。

気仙沼まで来たので帰ってきた。すぐ気仙沼に戻るけれど、サンマを持ってきた。と車に積んだでっかい桶の中

から獲れ獲れピカピカの秋刀魚をどっさり出してくれました。

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鳴子温泉で津波被災を受けたショーエイさん一家と知り合ってから4年半。その後ショーエイさん一家は志津川の

仮設住宅に入らず岩出山の住民になり、ろんな仕事をこなしていたショーエイさんは船に乗れるようになってから

は、北海道でサンマ漁に出られるようになりました。

元々生え抜きの漁師さんであるショーエイさん。凄く若くなった感じがします。

そう言ったら「若い人と一緒に働いているからねえ」と。

 

私も今日の午後は若い人と仕事をすることになっているのであやかりたい。

みんなにサンマをご馳走しよう。

今日は先日南三陸から持ち帰った大バッグ300枚を検品して、他に大中小のセット組をして、注文を頂いた大阪の

グランドゴルフ連盟さんに明日までに発送するという大仕事があります。

いつものように黒田さん、仕事を終えたアヤさん、一作日結婚のために東京に越していったミワちゃんが実家に帰省

しているところにばったり出会って捕まえて、3人態勢で仕事を進めます。

 

私は台所でどうやってサンマを食べさせようかなあ、などと寮母さん役。

台所まで聞こえてくる3人の会話が大変に面白い。新聞バッグデザインの話、東京言葉と方言の話(宮城と熊本、

福岡、神奈川が集まっているので)、この間までミワちゃんが滞在していたニュージーランドの話、政治の話。その他

その他。 女子部の会話は実に健全、現実的、建設的で面白く、笑いが絶えない。

なによりみんな元気なんだなあー!聞いてるだけで面白かった!

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こうしてみんなで集まって仕事をするのはいいもんです。

終わってそれぞれサンマの袋を提げて解散。

今夜の晩ご飯はみーんなサンマです。