雨の日

今日は朝から雨。本降り。

秋に計画している「海山マーケット」のよっちゃん作成企画書をあやさんに届けに鳴子温泉玉子屋さんへ。

今日は加美農業高校の研修生が来ていて厨房で実習をやってました。話は脱線するけれどこの加美農業高校

一度行ったのですが、広い。とにかく広い。当然宮城県では一番、日本でも北海道に次ぐくらいの広大な敷地の

学校だそうでまだ未開、手付かずの土地がたくさんあるんだそうです。生徒たちがりんごを作っているので、りんごジュースを買いに行きました。

あんまり広くて牛とかりんごの木とかよりも生徒がぱらッとしか見えないので、この学校来る生徒がいるのかな、

と余分な心配したけど、玉子屋さんの研修生は可愛らしい女の子だった。安心した。

 

さきほど畑の家の住人よりtel。駐在さんが来て「上街道(芭蕉と曽良さんが歩いた道)の入り口付近に熊の親子

づれ発見。戻ってきたようなので気をつけてください」とのこと。

「戻ってきた」って、ということは棲み家は私たちと同じ真山で、ちょっと出かけていたってこと?

真山は竹が多いので竹の子がある間は、熊は離れませんよ、とは聞いてました。だからいるのね。竹の子は孟宗

から始まって今は破竹(淡竹)の時期。熊がいるところでは畑のとうもろこしやかぼちゃはまず必ず食べられちゃう。

当然りんごも桃も栗も蜂蜜も熊さん親子の好物。道の駅生産者のTさんは去年養蜂箱を壊された、とカンカンに

怒ってましたっけ。

ここに越してきた時駐在のセイノさんに言われた「真山の熊はいい熊だから。悪さはしないから」という言葉を信じて

出会わないように気をつけて、竹の子シーズンが終わるのを待つことにします。

 

忘れないように書いておきたいこと。

6月28日の日曜日はイベントが三つも重なりました。

鳴子温泉の食楽市、加美郡宮崎町の夕焼けマルシェ、美里町のラベンダー及び薔薇祭り。

どこに行こうかと迷いましたが、海山女子部は加美郡でも相当山奥にありながら春は雪溶けの時期から「雪溶けマ

ルシェ」そして6月には「夕焼けマルシェ」と魅力的な名前の市をたてて、仙台圏からのお客様を呼んでいるらしい

マルシェ見物に行くことにしました。

あいにくのザーザー雨降り。

せっかく宮崎まで来たからと陶芸の町宮崎ならではの「切込焼記念館」を先に訪問。これが木造の立派過ぎる

くらい立派な建物でびっくり。中の展示も素晴らしいものでした。隣接したユーランドという温泉施設には温泉プールが・・・。

雨が降らないときにもう一度来たい。

そして目あての夕焼けマルシェは?

大きな公民館施設の部屋を分けて食べ物部門、手作り小物部門、畳部屋の休憩コーナーとあり、お手伝いは

学校の子供たち。こういう手作り感はとても好感がもてます。

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あまり行く機会がない加美町の豆腐やパンなどどっさり買って、今日の海山女子部見聞行は終了。

 

そして行きたかったけれど行かなかった美里のラベンダー祭り。

石巻に近い田んぼからだいぶ入った山を切り開いた実に解りづらい場所なのに、植えたラベンダーは大半が昨年

の春に穂刺しした若い株なのに、なんと500名もの人たちがラベンダーの花を見にこられたそうです。大成功だった

~、と関係者の人は喜んでました。

みんなどこかへ行きたいのね。だから気持ちが嬉しくなるためにお花を見に行くのね。

岩出山の隣町一迫町ではあやめ園と広大なユリ園の花々が今盛り。加美町のやくらいガーデンでは芝桜が終わっ

た今は薔薇とハーブ。そしてこの先のコスモス。三本木はひまわりだし、松山はコスモス園。隣町栗原ではお盆前

に日本一と言われる伊豆沼、内沼の蓮の花が開きます。

ああ、やっぱがんばってラベンダー育てよう。

春は田んぼに蓮華草の種蒔いてれんげ畑。夏は高温発芽の紅そばの種蒔いて紅そば畑。藍の種蒔いて藍染め

をやりましょう、というのもいいなあ。藍の花も朱色で紅そばそっくり。

とはいえ、歳をとり過ぎた。気持ちだけ「いいなあ!」というところです。