もじゃぐりバッグが終わってほっと一息休憩して、昨日、今日は新しくお知り合いになった方との打ち合わせ。
昨日19日は、仙台在住のこれから雑貨屋さんを始めようとするよっちゃんと同じ年齢の男性でした。
40歳を過ぎてどうしてそれまでの社会的にも重要な安定した仕事を辞めて、雑貨屋さんをやりたいのか。
その答えをうかがってみました。やっぱり人はやりたいことって、心の中にあるんだね。勇気を奮い起こして
やりたかった雑貨屋さんを開き、新聞バッグとも関わってくださろうとしているOさん。是非がんばってほしいです。
そして今日は先日一度お会いしたことがあるNPO経営体質改善サポート宮城の千恵子さん(絵本セラピ
スト)とよっちゃん同席でお会いしました。 5月の連休に浜松で開催される浜松祭りで新聞バッグ及び
よっちゃんなんばんをを販売してくださることになりその打ち合わせですが、千恵子さんは多方面に多彩に
活躍されている方なので、非常にお話が面白い。このご縁からまた新たな展開が始まりそうで楽しみです。
そしてまったく別の話。
一昨日、石巻沖で転覆した船が南三陸志津川港に曳航されてくる。船の所属は歌津漁協、というテレビのニュース
を見ていて、はッとしました。
もしやこの転覆した船の乗組員は新聞バッグを折っている海山メンバーと関係のある方ではないだろうか。
迷いながら電話をしてみるとやはりそうでした。
「もうダメだと思うよ」
現在捜索中の34歳、37歳の若い2人についての言葉を聞いて、改めて海の仕事の有り様と関連する方々の
覚悟に思いを深くしました。
打ち合わせの喫茶店から出てショッピングモール内を歩く途中、花屋で働くのんちゃんを見かけて声をかけました。
のんちゃんのお父さん、ショーエイさんは今は津波後で、海から離れて暮らしてますが南三陸の生え抜きの
漁師さん。昨年から秋刀魚船に乗ってます。 今回の海の事故でもう亡くなられた20歳の乗組員はのんちゃん
の知り合いだそう。
「危険な仕事だねえ」と言ったら、「うちのお父さん、生きてるのが不思議なくらいですよ」とのんちゃん。
また秋刀魚船の季節がきます。
強風や大雨、訳のわからぬ天候不順の昨今、海で働く方々のご無事を祈りたい。
海の手山の手でお仕事を始めて以来、 ほんとに海の事故が人事ではなくなってしまいました。
捜索中のお二人が早く見つかりますように・・・・。