昨年の春、越境入園で、隣町の幼稚園に入園した孫は今年は年長さんになりました。
じーちゃんの他界で去年年少さんの運動会に参加できなかった孫は、今年が初めての運動会。
駆けっこやよっちょれ踊りなどの練習をいっぱいやって、張り切っています。
隣町の幼稚園は栗原市立幼稚園。
「越境の理由はナンですか?」と聞かれて「近いからです」と答えたら、「あ、それなら大丈夫です」と
先生がすぐに市役所に連絡してくれて入園が決まりました。そんな簡単でいいの?とびっくり。
広い広ーーーい運動場。小学校と一緒に組み合わされたオープン教室の木造校舎。プールも小学校
と一緒。幼稚園の制服もお揃いのスモッグもありません。みんなお揃いは黄色い帽子だけ。
統合されて50人の園児たちは子供そのもの。ものすごく元気。夏は外遊びでみんなの顔は見事に小麦色。
冬は雪の中でキャアキャアワアワア、雪投げ、橇遊びをします。橇から何回転げ落ちても全く平気。
その幼稚園の運動会に、一家総出で、仕事を休んだ由美さんも加わって大人8人で応援に行きました。
園児1人に大人が8人。なんともはや・・・・。
でもどこのうちも同じようなもの。パパ、ママ、じーちゃんにばーちゃん、おっぴさん(ここではひーじーちゃん、
ひーばーちゃんのことをそう言います)に小さい弟妹までいる一団体が、声を限りに応援する、昔ながらの
普通の運動会でした。
いいお天気! 運動会日和。
孫は最初で最後の駆けっこ1等賞で大満足。金メダルをもらいました。
この幼稚園で、ひとつ私は「いいなあ」と思うことがあります。
いつでもどんなものでも、自分が見-つけた!、お友だちに見せたいな、と思うものを、朝の「紹介コーナー」
に持って行って紹介できること。
孫が明日の紹介コーナーに持って行きたいものは、金曜日に捕まえたツチガエルと、今日黒田さんちで見
つけた木に絡まっていた山芋の子供の「ムカゴ」
金曜日に捕まえたツチガエルを月曜に見せようとすると、中2日、カエルの面倒を見なければならない。
ということで、毎夕、カエルの餌探しが大変です。コオロギ捕まえたりクモを捕まえたり。
この間はアカガエル。余り見かけない蛙なので、紹介した後は放します。トカゲもどじょうもザリガニも
ヘブンリーブルーの朝顔も朝顔のタネも見つけたものはみんなに紹介しました。
紹介物品を朝持って行くと、みんながわあーっと寄ってきます。
隣町の幼稚園は、いい幼稚園でした。
楽しくて大好きな幼稚園生活もあち半年。今度はうちの近くの集落の小学校に入ります。
進入1年生は10人でうち男の子2人だって。
いやあ、なかなか大変。心配なような楽しみなような・・・・。