雨、雨、雨、々・・・・・。

西の方では熱中症が続出するほどの暑さが続いているらしいいけれど、こちらでは連日の雨続き。
暑くはないけど、毎日の雨で草は伸び放題。外仕事が溜まる一方でストレスが溜まります。

 

このところ前からやりたかった新製品作りに挑戦。
柔らかいお餅を作る、というのがその目標で、料理本に書いてあるように砂糖を入れてみたり、小麦粉を
いれてみたり、といくつもいくつもお餅をついて、やっと2、3日は柔らかさを保つお餅をつくのに成功。
これで自称(自分でつけた名前)あ屋の「くるみもち」(あんこやずんだやみたらし餡を作って餅をくるむから
この名前にした)ができます。

餡もいくつか作ってみたけど、新しい物を作り出すのは、なかなか楽しいです。

昨年の春、東北村の発足時の会議で、会津若松の餡子屋さんの老舗、餡のおおすかの社長のSさんが
「この大震災で工場が壊れた人も機械が壊れた人もいる。一人じゃできることも限られているけれど、
自分でできないことはできる人に頼めばいい。そうしてお互い助け合って復興してゆきましょう」と
仰ったことが耳に残っています。

そうなんだよねえ。                                                        この頃、異業種間の連携というのをよく考えます。考えると同時にそういう関係の人ともよく会います。
今考えているのは、道の駅の直売所の生産者との連携で新しい商品を作り出すこと。

今日も今さくらんぼの収穫で大忙しの近所のりつこさんから、タネ取り器具つきで大量のさくらんぼを
頂きました。箱に並べて売るには少々難ありなんだけど、捨てるほどではない、というさくらんぼ。
「自分で作りたいけど作っている時間ないから、ジャム作って」と持ってきてくれたので、孫が面白がって
どんどんタネをとってます。

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今日、雨の中を突然「どうですかァ」と夫のところに寄ってくださったホームドクターである穂波の郷クリニックの三浦先生から頂いたプラム。きっと往診先の患者さんのお宅での頂きものだと思うので、私もさくらんぼと
うちのお餅を持って帰っていただきました。

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今岩出山に住んでくれている新聞バッグインストラクター兼海山事務局をやってくれているクロちゃんが
前任地高知県の四万十町から取り寄せてくれた広井のお茶です。

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知らなかったのだけれど、四万十町ではお茶を作っているんですね。紅茶もあります。
この水出し煎茶は、一番茶、二番茶と採ったあとのお茶を業務用として作られたものらしいけれど、
色がきれいでおいしいです。今年から我が家の夏の冷茶はこれにします。真ん中にあるのは薬缶に入れて
煮出して使うお茶とのこと。飲むのが楽しみ。

黄色いみかんは「こなつ」ちゃん。皮をむいて中の白い薄皮ごと食べるのだそうで、この頃好みの八朔の時期が終わって食べる柑橘がなくなった夫は「おいしい」と喜んでました。
「こなつ」ちゃんは優しい味です。

 

鳴子温泉のブルーベリーも出回って来ましたし、近所の由美ちゃんもブルーベリーの出荷に追われています。ブルーベリーが終わると、今度は私がナツハゼの実成りが気になり始めます。
東京在住の版画家の岡澤さんからはお郷の杏の里の杏が実ったのでジャムを作って送ります、と連絡が
きました。

ひとつところにいて、こうしてあちこちの里の味が楽しめるなんて、なんと贅沢な。
ありがたいことだと思います。