ドイツの新聞

気温が低い、低いと言っていても、もう6月半ば。
春花壇に植え付けたパンジーやビオラもさすがに伸び伸びになって終わりが近づき、夏花壇用の花苗を
植え付ける時期になりました。

今日から植え付けることになっている、道の駅の花壇を見に行ったら、まあ、なんとシルバーのサントリナが
こぼれるように大きくなってまん丸い黄色の花茎がたくさん立ってました。大変元気よく育っています!

今は道の駅の花壇のサントリナだけど、これは私のサントリナなんです。

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道の駅ができた当時、花壇に何にも植えるものがなくて、その頃ハーブを作っていた私が、家から持って
来て植えました。それから11年、今も枯れずに生き残っています。毎年今頃になると、刺し穂をとろうなかあ、
と思い出します。

以前はいくつかあったハーブガーデンも近頃は少なくなってしまったので、これだけ咲いたサントリナは
今はあまりないかもしれない。もしかすると貴重なサントリナかもしれないです。今年は少し刺し穂をとって
家でも増やそうかしら。

花がないので生産者仲間のMさんがいちごを植えました。2、3年後には一面に実がなって、観光バスで
きたお客様が窓からみつけていちご摘みをする方もいました。私も6時の閉店時間を過ぎると、いちごを
たくさん摘んで持って帰るのが楽しみでした。

 

今日は朝から夫の病院の検査日。抗がん剤の投与日で朝一で病院へ。
それから道の駅の直売所、その他を回ってお餅の仕事を終え、夫からの「終わったよ」の連絡がくるまで
新聞バッグ作り。初めてドイツの新聞で作りました。ドイツの新聞は白黒の写真が少なくてきれいなカラー写真
が多いです。

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この新聞は、東京、自由ヶ丘の産経カルチャーセンターで海山の新聞バッグ講座を受講なさったSさんが、送って
くださったのです。ドイツ語だから言葉は全然わからない。文字も読めない。でもカラーの色合いはとても
きれいでお洒落です。作っていて楽しい。Sさんは折紙をなさる方なのです。

何かある度にこうして、新聞バッグがなかったら決して出会わないような方にお会いするのがとても有難いことです。
新聞バッグに出会わせてもらって、メールを送ったりお手紙書いたりするのも楽しいです。

そういえば、しばらく外国を一人旅なさっていた海山の大切なお客様でもあり仲間でもあるTさんから、新聞で
作った封筒の写真が送られてきました。この間もあやさんが作った封筒に魅せられたけど、やっぱり
私は封筒には魅せられます。封筒用に新聞バッグが作れない半枚サイズのドイツ新聞をとっておくことにしました。

草刈りの時に庭で撮りました。植木鉢が横倒しになったまま、地植えになって咲いています。

なんて名前だろう。斑入りの宇津木です。
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夫を迎えに行って、草を刈って、新聞バッグに取っ手をつけて今日はおしまい。