日本大学第一中学、高等学校学園祭『櫻墨祭』に参加してきました

お彼岸の土曜、日曜日の2日間、東京は両国、国技館のすぐ近くにある伝統ある日大中学、高校の学園祭に
参加せていただきました。

私たち海山ネットのメンバーを参加団体として加えてくださったのは、これから日大中学、高校と深い親交を築くべく、その取組み進展中の大崎市観光関係の方々、その関連業の方々、そして仲立ちをしてくださるJTB。
大崎市の中心部の町、古川で産直をされているシンフォニー、そして大崎市では名が通っているお餅屋さん、
もちべえさんもご一緒でした。

土曜日の朝は6時59分発のはやてで東京へ。9時に到着して10時には学校に入り売り場設営という
慌ただしさ。新聞バッグの実演はいつもどおりインストラクターの南相馬のあやさん。中1のakariちゃんも一緒です。
今回は彼岸菊の出荷が終わったばかりの菊の師匠小野寺氏も参加してくださいました。

 

長く東京近辺に住んでいたとはいえ、日大の中学、高校に行くのは初めてです。そして学園祭というのも初めて。
学校側のご配慮で高校の生徒たちが私たちのお手伝い係りに配置され、自分の子供たちが巣立って以来     ずいぶん久しぶりに高校生たちとともに作業をすることになりました。嬉しいです!体は大きいけれど、高校生は
かわいいです!

みんなで一緒に新聞バッグを並べてよっちゃんなんばん、らー油、佐藤農場の梅干し、あ屋のあられ、そして
手拭いや布の小物を少し並べて、私たちの準備は完了。

海山ネットは生徒たちが談笑したりお茶を飲んだりするらしいホールでの販売ですが、大崎物産販売チームは外。
大釜2つを並べて大崎米でご飯を炊き、桜ポーク乗せご飯販売。生徒の焼き鳥屋さん、その他、その他で大盛況。
舞台上では次々に腕を競う生徒バンドの演奏で耳をつんざくばかり。

静かな環境で販売&新聞バッグワークショップを始めた海山ネットです。

土曜日は生徒の日。「生徒は思いっきり楽しみなさい」という日だそう。
ダンス部とか演劇部とかあって今日の学園祭は晴れ舞台なのでしょう。女の子たちはきらきらとした
衣装で歩いてます。見たいけど無理だわね。

保護者の方が興味を持って新聞バッグ制作に取り組んでくださってます。

今年100周年を迎える日本大学最初の付属中学校、高等学校の学校長は熊谷一弘先生。
まだお若くて物柔らかな校長先生です。教頭先生とご一緒に「いかがですか?」と何度もお出でくださいました。

今日もお客様がみえる度にakariちゃんが大活躍です。昨年避難してきた時にはお母さんの傍にくっついていた
小学生が、ぐんと背が伸びてお母さんと同じくらいの背丈になり、海山ネットの仕事に手馴れて、何も言わなくても
販売に新聞バッグワークショップのアシスタントに大活躍。ほんとに有難いし、感動します。

販売に不慣れな菊の師匠小野寺氏もお客様がみえる度に販売してくれました。

4時撤収。

池袋のホテルにいったん入り、後交流会会場へ。
料理を食べてお酒を飲んで、ふだんお話ししたことのない行政の方々や道の駅以外の生産者の方々と楽しく
情報交換や、未来に向けてのお話しを楽しみました。

ホテルへ戻ってお部屋がある11階に戻る際にふと思いついて、23階のラウンジへ。
目的は夜景とスカイツリー。

スカイツリーがオープンした頃、あやさんが素朴に質問したことがあります。
「スカイツリーってなんのために作ったの?」
「うーーん・・・・・・・・・わからん!」
「だって、電気ムダじゃない?あんなの作って」
「だねー。なんのためかわからないよねー。」

今夜は、南相馬にいつ帰れるかわからないあやさんも、1年に1回もこんなところには来ないだろう南三陸仮設
住まいの小野寺師匠も観光課長のYさんも私も、生演奏のピアノを聴き、きれいな色のカクテルを飲みながら
23階からの池袋の夜景を眺めていました。