TOHOKU SHINBUNBAG PROJECT

朝からのJTBさん新聞バッグワークショプが終わると、古川駅へ。
はるばる四国高知の四万十から、復興庁支援プログラムとしてTOHOKUSHINBUNBAGPROJECTのワークショプ
のために大崎までやってきてくださった四万十チームの方々と再会しました。

昨年10月こちらから出向いた新聞バッグコンクール以来です。

メンバーはPUROJECTリーダーの畦地履正氏。四万十川にある道の駅とおわ社長。
日本のトップデザイナー、梅原真氏
歌手のうーみさん
ファシリテーターのスペシャリスト畠中智子氏。よさこい踊り日本一。
ファンドレイジング担当、智子さんのご主人の畠中洋行氏
昨年の7月畦地さんと一緒に鳴子温泉まで来て新聞バッグの講習をしてくださったインストラクターの黒田さん。

東北村のメンバーも合流して南三陸に向かいました。

海山ネットで新聞バッグを作ろうと決めて、初めて四万十の新聞バッグを見、その新聞バッグが販売されて
いるという道の駅とおわのパンフレットを見た時、「四万十の中流から考え方を売る」と言うフレーズにしびれました。
なんという斬新な、思い切った言葉の選び方かと。考え方を売る、なんて聞いたことない。

その言葉を書いたデザイナーが梅原さん。だと思う。

今日はその梅原真氏の地域にあるものを見直し、考え方をデザインするプレゼンテーションを受けられるのです。
海山ネットをやっていてよかった!!

会場は歌津の平成の森。南三陸で一番大きな仮設住宅があるところです。
TOHOKUSHINBUNBAGPUROJECTは、新聞バッグの生みの親である四万十チームに協力していただいて、
海山ネットと南三陸で立ち上げた被災者によるNPO、県南の企業さん、が3者で協力して新聞バッグ
活動の市場を拡大しましょうというプログラム。

プレゼンテーションは素晴らしかった。恰好よかった!
そして畑中智子さんのファシリテーションは大変手馴れていて解かり易く、取りこぼしがなく素晴らしかった。
日本中飛び回っての地域興し、町興しのエキスパートならではです。                           昨年高知に行った時、四万十までの道のりにある小さな古い町にも町興しの手が入って、住民の気持ちが入っていることが読み取れて感心しました。

 

3時間のワークショップが終わったら、建物の外に菊の師匠の奥様ムッチャンが寄ってくれてました。
南三陸でこうしてみんなで顔を合わせるのは楽しいです。

帰途、海山ネットの新聞バッグインストラクターケイコさんシンコさんの仮設住宅に寄りました。
四万十の方々に教えていただいた新聞バッグが作成されているところをお見せ。できるチャンスです。

ケイコさんたちが作った新聞バッグにサインもしていただきましたよ。

 

夜は古川に戻って歓迎、交流会です。
昨年は気難しい方に見えた梅原氏が、食事もお酒も会話も楽しまれる気さくな方と解かってほッとしました。
これからいろいろ教えを乞いながら、新聞バッグを広げてゆけたらいいな、と思います。そして是非とも
東北に行った甲斐があった、と言っていただけるような活動にしたいです。

それにしても暑いねえ。
畑の白菊もピンク菊も立ったまま日に炙られて焼けてきました。
野菜も花も危機的状況になりつつあります。
雨がほしいーーッ